登録者数197万人超、QuizKnockこうちゃん&須貝駿貴の東大脳を生んだルーティンが気になる

石井 隼人 石井 隼人
東大発の知識集団QuizKnockのこうちゃんと須貝駿貴(撮影:石井隼人)
東大発の知識集団QuizKnockのこうちゃんと須貝駿貴(撮影:石井隼人)

2月3日公開の『日本列島生きもの超伝説 劇場版ダーウィンが来た!』に出演しているこうちゃん(25)と須貝駿貴(31)は、“東大クイズ王”ことクイズプレイヤーの伊沢拓司が代表を務める東大発知識集団QuizKnockのメンバー。昨年QuizKnockは立ち上げ5周年を迎え、メンバーたちが様々な難問クイズに挑戦する公式YouTubeチャンネルの登録者数は197万人を突破している。

クイズは考えるきっかけ

こうちゃんは「まさかここまで大きくなるとは思っておらず、QuizKnockを認知してくれている方々には感謝しかありません。色々な業界の方々からも声をかけられたりして、僕らが面白いと思って作っているものに対して好評を頂けているのは嬉しいことです」と反響を実感。知名度が上がるにつれて「影響力も大きくなっていくと思うと、中途半端な動画は作れないという責任感も高まります。クイズを扱う集団なので、扱う情報も正確にしなければと改めて思います」と襟を正す。

「楽しいから始まる学び」をコンセプトにしたQuizKnockは、幅広い知識をクイズで学べるエンターテインメントコンテンツを企画・制作。webコンテンツやYouTube、出版、リアルイベントなどクイズを核にした活動の幅は多岐に渡る。

クイズの魅力について須貝は「人間にはみな、どんなことに対しても知りたいという欲求があり、物事の意外な一面を知ることが好きです。『知る』とは喜ばしいことで、漢字の意外な一面や石油に関する知識など、知らなくてもいいようで知っていたら実は役に立つ雑学が好き。クイズとはそんな世の中のすべてを扱っています。普段から考えてみてはどう?という問い掛けがクイズにはあるような気がします」と分析する。

東大脳を育んだルーティンとは?

東大出身の須貝は、教養学部卒業時に優秀な学生に授与される一高記念賞を受賞。2018年には日本物理学会で学生優秀発表賞などを手にしている。そんな須貝の頭脳を支えているのは「疑問を持ったら即行動」という幼少期からのルーティンだ。

「ミニ四駆を早く走らせるのにはどうしたらいいのか?テレビゲームで相手に勝つためにはどうすればいいのか?少しでも疑問に思ったら考えて調べて行動に移す。行動に移して結果を得ることが大切です」と実感を込める。

中でも料理は疑問に思ったことを簡単に実行できる便利なツールらしい。「教わったレシピをあえて自分流にアレンジしたらどうなるのかを試してみる。砂糖と醤油を入れると教わったけれど、その代わりに出汁を入れたらどうなるのか?そして実際に作ってみる。考えて実際にやってみてフィードバックを受ける、その繰り返し。たとえ失敗したとしても、そこからの学びもありますから」。

前向きに考える“なぜ?”

一方、東京大学法学部出身で日本漢字能力検定準一級合格のこうちゃんのルーティンは「失敗したときに反省をして次に活かす」ことだという。「失敗したらなぜ失敗したのかを徹底的に考える癖は幼少期からあって、それが今の自分を形作っています。先日も友達とポケモンバトルをして3勝1敗だったときに、あまりにも悔しくてその日はずっとなぜ?なぜ?と考え続けていました。たった1敗であってもそのままにはしない。落ち込むのではなく“なぜ?”と前向きに考えることが大事」と東大脳育成スタイルを明かす。

『日本列島生きもの超伝説 劇場版ダーウィンが来た!』では、トリビアなクイズを出題しながら、日本の春夏秋冬を生きる生きものたちの不思議な生態を紹介する。須貝は「アマガエルがなぜ自販機に集まるのか?その効率が良すぎる理由に驚くとともに納得しました」と見どころを挙げて、こうちゃんも「カマキリの衝撃的過ぎるバトルには熱くなるはず!」とプッシュしている。

おすすめニュース

気になるキーワード

新着ニュース