みなさんは、給料日前にお金が足りなくなった経験はありますか。全国の働く女性190人に「お金」について調査をしたところ、約4割の人が「給料日前にお金が足りなくなった経験がある」と回答しました。また、約8割の人が「どうしてもお金に困ったときは家族から借りる」と回答したそうです。
株式会社Q.E.D.パートナーズ(神奈川県川崎市)が、2022年12月にインターネット上にて実施した調査で、20代(13.7%)、30代(35.3%)、40代(30.5%)、50代(17.9%)、60代以上(2.6%)の人から回答を得たといいます。
はじめに、「給料日前にお金が足りなくなった経験」について聞いたところ、「ない」(63.2%)、「たまにある」(26.8%)、「頻繁にある」(10.0%)という結果になり、約4割の人が給料日前にお金が足りなくなった経験をしていることが分かりました。
また、「お金足りなくてピンチのときの切り抜け方」について回答者からは、「メルカリでいらないものを売る。臨時でバイトする」「もやしや卵など安い食材で済ませる」「支払いをクレジットカードで済ませることが多いので、リボ払いを利用しました」「親に借りて、利子をつけて返す」「貯金を切り崩す」といった声が寄せられたそうです。
続いて、「どうしてもお金に困ったときに借りる相手」を聞いたところ、「家族」(78.9%)が最多に。次いで、「クレジットカード・消費者金融」(17.9%)、「友人・知人」(3.2%)と続きました。
ちなみに、「知人などで借金ある人(女性)の特徴」について自由回答で答えてもらったところ、「大学の奨学金返済やホスト通い」「浪費家、ブランド好き」「毎月の収支をしっかり把握していない」「収入に見合った生活水準が出来ていない」「すぐにローンを組みたがる」「リボ払いをしている人」「自分へのご褒美や衝動買いが多い」などが挙げられたそうです。
次に、「毎月決まった金額を貯蓄・投資に回していますか」と聞いたところ、65.8%の人が「貯蓄・投資に回している」と回答。一方、「具体的な貯蓄目標」については、「貯蓄目標などを持っている」と回答した人は35.8%に留まっていたそうです。
最後に、「資産・貯蓄について、順調に進んでいると思いますか」と聞いたところ、「あまりよくない」(47.9%)、「ほぼOK」(34.7%)、「全然ダメ」(10.0%)、「順調」(7.4%)という結果になり、半数以上の人が思うように資産が作れていないことがうかがえたといいます。