旧帝大・早慶など「最上位12大学」の就活生に聞いた…就職人気企業ランキング 上位5社を総合商社が独占

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HR事業「ミキワメ」を提供する株式会社リーディングマーク(東京都港区)は、就職活動をしている、旧帝大や早慶など12の「最上位校」の学生を対象に聞いた「就職人気企業ランキング」を発表しました。その結果、1位は「三菱商事」が選ばれました。なお、上位5社はすべて総合商社がランクインしていたそうです。

調査は、2022年9月~10月の期間に実施。東京大学、一橋大学、東京工業大学、早稲田大学、慶應義塾大学、京都大学、大阪大学、神戸大学、北海道大学、東北大学、名古屋大学、九州大学に通う、2024年卒予定の大学生、大学院生1055人(男性72.9%、女性27.1%)に、同社がリストアップした約400社より、学生1人につき第一志望企業群(5社)を選定してもらいランキング化したといいます。

調査の結果、1位「三菱商事」、2位「三井物産」、3位「伊藤忠商事」、4位「住友商事」、5位「丸紅」と、上位5社はすべて総合商社が占めるかたちに。また、6位「野村総合研究所」、7位「旭化成」、8位「アクセンチュア」、9位「JR東海」、10位「富士フイルム」と続きました。

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なお、2021年の同時期や、2022年夏期に行った同様の調査と比較すると、以下のような傾向がみられたといいます。

▽商社業界の平均順位は、2021年同時期比、2022年夏期比ともに上昇し、昨年同時期比では「伊藤忠丸紅鉄鋼」(140位→70位)、「長瀬産業」(250位→84位)、「JFE商事」(214位→88位)、「岩谷産業」(189位→88位)などが順位を上げました。

▽金融業界の平均順位も、昨年同時期比で順位が上がりました。「三菱UFJ銀行」(27位→11位)、「農林中央金庫」(34位→15位)、「三井住友銀行」(36位→27位)などが順位を上げたといいます。2022年夏期と比較しても、投資、損保、生保、信託等の幅広い領域で、それぞれ順位が上がっていたそうです。

▽コンサル業界は、上位50社の中に9社がランクインし、人気は依然として高い結果となった一方で、2022年夏期と比較すると、「アクセンチュア」(5位→8位)、「PwCコンサルティング」(7位→16位)、「デロイトトーマツコンサルティング」(17位→21位)などが順位を下げる結果に。

▽IT/通信業界の平均順位も今年夏期と比較して上がりました。「NTTデータ」(27位→11位)、「NTT東日本」(88位→28位)、「楽天」(51位→28位)などがランクアップしていたそうです。

▽航空業界の企業も昨年秋期、今年夏期と比較して順位が上がりました。全日本空輸(ANA)(2021年秋132位→2022年夏98位→48位)、JAL(2021年秋116位→2022年夏104位→70位)と大きく順位を上げていました。

▽広告業界は総じて今年夏期と比較すると順位が下がっており、「博報堂/博報堂DYメディアパートナーズ」(6位→32位)、「電通」(26位→42位)という結果になっていたそうです。

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