恐怖…駐車場に車を半日置いていただけで「ドアが開かなくなった」 雪国ではあるある!?防止策は?

山脇 未菜美 山脇 未菜美

駐車場に車を半日置いていただけなのに、ドアが開かなくなった―。岐阜県に住むバス運転士の男性(25)が、思いがけないアクシデントに見舞われた。

その日は朝から雪が降っており、日中の暖かさで雪が解けたが、夕方に気温が下がって雪解け水が凍結。車のボディとドアの隙間がカチコチに凍ってしまったという。男性は「こんなの初めてで、本当に焦った」と話す。

男性は、岐阜県と愛知県の県境あたりに住んでいる。ここ何年かは雪が積もるようなことはなかったという。今年は23日から雪が降り始め、24日の出勤時には道路一面が真っ白に。朝6時、愛車のスズキ「カプチーノ」で出社したが、昼間に車を見た時には、屋根や窓ガラスがすっぽりと雪に覆われていたという。

仕事を終えて帰宅しようとしたのは夜7時。車のドアを開けようとすると、びくともしなかった。助手席から同じように力いっぱい引っ張ったが、全然だめ。「今日は家に帰れないかも。とにかくお湯で溶かさないと」。そう思っていると、同僚が事情を聞いてくれ、解氷スプレーをボディとドアの隙間に噴射してくれた。1周目、2周目、3周目…。続けていくうちに、ようやく開いたという。

男性がツイッターに状況を投稿すると、同じような経験をした人から多くの返信があった。「無理やり開けようとしたらドアハンドルが折れました」。「車内に閉じ込められたことがあります」。どうやら、北海道や東北などの雪国の地域では、あるある話らしい。予防策としては、表面に膜を作ってくれる「シリコンスプレー」をかけておくのも一つの方法。凍った場合は、解氷スプレーを噴射したり、継ぎ目にぬるま湯を掛けたりすれば治るという。

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