神奈川は頼朝、兵庫は清盛、高知と長崎は龍馬 47都道府県民が自慢したい歴史上の人物は

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みなさんは、「自慢の自県出身の歴史上の人物」といわれたら誰を思い浮かべますか。ソニー生命保険株式会社は、2022年10月に全国の20~59歳の男女4700人(各都道府県100人)を対象に、今年で8回目となる「47都道府県別 生活意識調査」を実施。その結果、以下のような人物が選ばれました。その中から一部をご紹介します。

「自慢の自県出身の歴史上の人物」を聞いたところ、北海道・東北地方では、北海道が「少年よ、大志を抱け この老人の如く」の言葉で知られる「ウィリアム・スミス・クラーク」、青森県では『斜陽』『人間失格』などの作品で知られる「太宰治」が選ばれました。

関東地方の神奈川県では、鎌倉幕府初代征夷大将軍(鎌倉殿)の「源頼朝」が、北陸・甲信越地方の山梨県では「武田信玄」が、東海地方の三重県では、紀行文『おくのほそ道』で有名な「松尾芭蕉」がそれぞれランクイン。

近畿地方の兵庫県では、武士としては初めて太政大臣に任じられた「平清盛」、中国・四国地方の山口県では、「松下村塾」で明治維新で活躍した志士に大きな影響を与えた「吉田松陰」、愛媛県では、平安時代初期の僧で「弘法大師(こうぼうだいし)」の諡号で知られる「空海」が選ばれました。

九州・沖縄地方では、佐賀県が通貨・円を制定し、日本初の鉄道を敷設した「大隈重信」、沖縄県は琉球王国を成立させた「尚巴志王」がそれぞれ選ばれたそうです。

また、複数の都道府県で多く挙げられた回答をみると、「徳川家康」は栃木県、東京都、静岡県で選ばれており、栃木県には家康を祀る日光東照宮があり、東京都は家康が江戸幕府を開いた場所、静岡県は家康が幼年期や晩年を過ごした場所と、それぞれの地域にゆかりがある都道府県で選ばれていました。「織田信長」は岐阜県、愛知県、滋賀県、「上杉謙信」は山形県と新潟県、「坂本龍馬」は高知県と長崎県でそれぞれ選ばれていたそうです。

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