「ウオノシラミ属かわいすぎるだろ…これはおよぐお寿司じゃん…?」というツイートと共に投稿された生き物の写真に「お寿司すぎる!」と多くの反響が寄せられています。
「まるでお寿司!」「ポケモンのキャラだろ?」などと、SNSで話題になっていたこの“ウオノシラミ属”の一種。実は、水族館「アクアマリンふくしま」(福島県いわき市)に展示されている貴重な深海生物。ウオノシラミ属は世界で約40種ほど存在し、日本近海では7種の報告がある甲殻類なのですが、種を調べるには「口」の解剖が必要なため、死亡するまで特定はできないのだとか。
「お寿司にしか見えませんね」
「そのまま醤油つけて食べれそうなぐらい海老の寿司」
「しかも軽くボイルしてあるヤツ!!」
「造形が愛おし過ぎる!」
イラストレーターのざいまる(二代目)(@jhnb_zaimaru2)さんの投稿に、さまざまなコメントが寄せられ、3万件以上のいいねが付いています。
「お寿司っぽく見える生きもの」への愛が止まらない
ウオノシラミ属を始め、見た目が寿司に似ていることから「寿司生命体」とざいまる(二代目)さんが呼ぶ生きものはほかにもあるそう! そんな生物と共に自身のイラストを紹介しているTwitterは「寿司生命体」への愛で溢れています。
——どんな経緯で「ウオノシラミ属」を見つけたのですか?
「次の個展で『生きものを食べ物に見立てた絵』をテーマにしようと考えていて。いろいろ探していた中で、この『ウオノシラミ属』を見つけたんです。実は、ポケモン関連で話題になってたと、後から知りました」
——「寿司生命体」って、ほかにどんなものがあるのですか?
「もともと生きもの全般が大好きで、家ではファンシーラットというネズミを飼っています。ネズミも寿司に擬態化させて描いたことがあるんですが、『ヒメアルマジロ』というアルマジロの一種はまさに「歩くお寿司」なんですよ!寿司生命体は大好きなのですが、実はいくら以外、お寿司を食べるのは苦手なんです(笑)」
——「寿司生命体」のイラストもたくさん描かれてるんですね。
「お寿司関連の絵は記憶だけでも4〜5枚は描いてます。普段手掛けるイラストも動物を題材にしているものが多く、人物を動物化して似顔絵を描くこともあります」
ちなみに、「ヒメアルマジロ」を題材として寿司アルマジロを描いたイラストも公開しているざいまる(二代目)さん。「ウオノシラミ属」を題材にした絵も今後公開して欲しいですね!
ざいまる(二代目) (@jhnb_zaimaru2)さん
https://twitter.com/jhnb_zaimaru2
アクアマリンふくしま
https://www.aquamarine.or.jp/