結婚式の費用はどうやって捻出している?…「親からの援助金がない」の人の割合が3割強

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新婚夫婦の門出を祝う「結婚式」ですが、みなさんどのように費用を捻出しているのでしょうか。20代~40代の男女200人に挙式費用に関するアンケート調査を行なったところ、3人に1人が親からの援助金をもらっていなかったことが分かったそうです。 

マーケティングリサーチ会社の株式会社アスマークが2022年10月に、一都三県(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県)在住、一年以内の挙式検討者、もしくは過去3年以内の挙式経験者を対象に実施した調査です。 

最初に、挙式にはどれぐらいの金額がかかると思うか聞いたところ、「200万円~300万円未満」が28.5%と最も多く、以下、「300万円~400万円未満」(21.0%)、「400万円~500万円未満」(16.0%)、「100万円~200万円未満」(15.5%)と続きました。

きょうだい構成別では、一人っ子は「200万円~300万円未満」(38.3%)が最も多く、末子(兄・姉がいる)は「300万円~400万円」(28.6%)が最多となりました。また、個人年収+パートナーの個人年収の合計別では、「600~800万円未満」の層で「100万円未満」(20.5%)の割合が高かったそうです。

 次に、挙式費用に対する資金源について、「自分の貯金・パートナーの貯金・親からの援助金」の3つの観点で捻出予定の金額を聞いたところ、自分の貯金では「50万円~100万円未満」が19.5%と最多となりましたが、あまり偏りがなく人それぞれで大きく異なることがうかがえるといいます。

また、パートナーの貯金からの捻出額も、自分の貯金同様に「50万円~100万円未満」が17.0%と最も多くなりましたが、これもあまり偏りがなく人それぞれで大きく異なっているといいます。

親からの援助金については、34.0%の人が「なし」と回答しました。

さらに、実際に挙式にかかる費用と上限予算の差を埋めるために、挙式面で検討していることを聞いてみたところ、「見積項目を調整をする(お花・料理・ドレス・持込する等)」(51.5%)が最多となりました。次いで「少しでも安くなる日付や日柄を選ぶ」(37.5%)、「費用が抑えられる別の会場を探す」(30.5%)と続きました。

きょうだい構成別では、「ゲスト人数を調整する」項目で、一人っ子が17.0%だったのに対し、末子(兄・姉がいる)では44.2%と高くなりました。また、個人年収+パートナーの個人年収の合計別では、1200万円以上の層で「ブライダルローンを使用する」が31.7%となったそうです。

最後に、実際に挙式にかかる費用と上限予算の差を埋めるために、生活面で検討していることを聞いてみたところ、「生活費を抑える」(48.0%)、「生活費以外の雑費・交際費などを抑える」(44.5%)が上位にあがりました。

きょうだい構成別では、末子(兄・姉がいる)で「副業をする(投資は含まない)」が40.4%と他の層に比べ高くなりました。また、個人年収+パートナーの個人年収の合計別では、600~800万円未満の層で「特に何もしない」が41.0%となり、「投資をする」(2.6%)、「生活費以外の雑費・交際費などを抑える」(33.3%)は低かったそうです。

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