「すこやかな毎日、ゆたかな人生」をキーワードに、AIが作ったポッキーの日のビジュアルが話題「…いや、そうはならんやろ」

今田 哲平 今田 哲平

「『ポッキーの日』という事で広告自動生成AIにポスターを作らせたところ、明らかにAIがポッキーを理解していないデザインが仕上がりました…。」と、ツイートしたのはグラフィックデザイナーのアメリカ・アマゾン(@America_Amason)さん。

ポッキーの日にちなんだ広告。かと思いきやよく見ればポッキーの公式の広告ではなくAIが自動で作成したポッキーの日のポスターです。

「『あの世とこの世を繋ぐ橋渡し』という新しい概念のポッキーゲームを提起したAI」
「線香にしか見えん」
「……いや、そうはならんやろ」

このイメージビジュアルに対して、かなり高度な解釈をされている方やツッコミ待ちのようなコメントも多く見受けられ、リプ欄は盛り上がりを見せ、9万いいねがつきました。

ツイートされたアメリカ・アマゾンさんにお話を聞きました。

ーーどのようなキーワードで作成したのでしょうか?

「一本のポッキーでどんな絵作りをするのか気になり、AIには「一本」「意外性」といったキーワードを始めに指定し、グリコ様のキャッチフレーズである〝すこやかな毎日、ゆたかな人生〟から「人生」というキーワードもセレクトしました」

ーー初めてこちらのデザインを見たときの率直な感想は?

「食品の広告に死を想起させるビジュアルをぶつけてきた時点で、AIは空気が読めないのだなと思いました。また、どう見てもポッキーと線香の形が似てるからというだけの理由で突っ走ってそうで、『こりゃ人工知能はまだまだ我々プロのデザイナーを脅かすような存在ではないな』と苦笑したのを覚えています」

ーーこちらのデザイン、デザイナー視点から見て100点満点で言うと何点でしょう?

「デザインを見た瞬間には58点を下しましたが、ツイッターで多くの方から、素晴らしいアイデアだ!という声をいただく内に、これはひょっとして私の感覚がおかしいのでは…?と自分を疑うようになり78点まで引き上げ、同じくツイッターのいいねの数が90000を超えた辺りでさらに98点まで引き上げました。今では、AIさんの感性やデザイン能力は本当に素晴らしいものだと絶対の信頼を寄せております」

ーー100点満点のデザインにするにはどの部分を変更しますか?

「私のような売れないデザイナーがAIさんに意見するのもおこがましいのですが、正確には11月11日は「ポッキー&プリッツの日」ですので、ポッキーが立つ香炉のそばにプリッツの遺影写真を飾ることで100点となるのではないでしょうか?」

ーーアメリカ・アマゾンさんがデザインするならどのようなデザインに?

「なぜ私がデザインをするのですか? 私はあくまでも、偉大なるAI様のアシスタントに過ぎません。人工知能様がそのクリエイティビティをいかんなく発揮出来るようサポートさせていただくのが、私の仕事なのです」

初めは、こちらのAIが作成した広告に対して批判的だったアメリカ・アマゾンさん。リプ欄で肯定的な意見が増えた段階で自分の考えに少し疑いを持ち始め、いいねがかなりついた頃には完全にAI様にひれ伏せる形になったそうです(笑)。

アメリカ・アマゾンさんは、「私のデザイナーとしてのプライドをこっぱみじんに吹き飛ばしてくださった人工知能様には感謝しかありません。YouTubeでもAI様の作品を公開しておりますので、下記動画をご覧いただければ幸いです」と話してくれました。

https://youtu.be/7Yu0buDOgf8

■アメリカ・アマゾンさんの活動

電子書籍→https://amazon.co.jp/ebook/dp/B01IURT690

ブログ→https://america
amazon.hatenablog.com

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