獣医師から「ダイエット命令」が下っているワンちゃんや猫ちゃんも多いのではないでしょうか。触ってみるとマシュマロのようなフカフカの手触りで気持ちいいのですが、実はわがままボディなんていうことも。ところが、りゅた(@ryuta_love)さんが飼っている猫は違っていたのです。
りゅたさんは、動物病院で診断を受けた際のことをこうツイートしました。「(獣医さんが全身をもみ触りながら)『固いわ…これ全部筋肉ね…9.4kgもあるのに贅肉が無い…』」。その言葉を聞いて、思わず、「今この子に暴れられたら、私達は為すすべがない…」と思ったそうです。
全身筋肉質のマッチョ猫が暴れたら、確かに手がつけられないでしょう。ツイートを見た人からは、
「これがニャッスルってやつか」
「こんなにかわいいゴリマッチョとは」
「ねこやまきんに君か」
「かけ声が『ヤー!』でなくて『ニャー!』」
など大きな反響があり、「いいね」は10万件を超え、2万件もリツイートされました。
飼い主さんにお話を聞きました。
ーーマッチョ猫さんの紹介をお願いします。
「キンちゃんです。今は11歳で、病院に行ったのは2年前の話です」
ーーなぜ動物病院にいかれたのですか。
「棚の中に閉じこもって出てこず、調子が悪そうに見えたので念のために病院に行きました」
ーー子猫の頃から大きかったのでしょうか。
「生まれた時は他の子と変わりなかったのですが、気付いたらすごく大きくなっていました」
ーー動きもダイナミックそうですね。
「体が重いのであまり俊敏には動けないですね…キッチンのシンクに飛び乗るくらいはできます」
ーー「暴れられたら…」と心配になりましたか。
「『そうですよねー…』って自分も共感しか無かったです。実際噛まれると穴も開きますし、肉を持っていかれることもあるので…」
ーーどんな子ですか。
「巨大なのに他の猫に甘えに行くので、うざがられてよく怒られています」
ーー今、体重は何キロくらいですか。
「冬に向けて多少は脂肪が増えたのか更に丸くなっていて、おそらく10kgくらいになっているかと…抱っこして立ち上がると暴れるので、自宅では体重が計れませんw」
現在、他の猫と折り合いが悪いため、建物内のガレージにキンちゃん専用のハウスがあるそうです。そのハウスにうっかり手を入れようものなら、たとえ飼い主のりゅたさんでも、「俺の縄張りを犯した!」と言って鋭い猫パンチが飛んで、流血騒ぎが不可避だそうです。