まさかの塩水ドボン!料理研究家が編み出した「邪道なのに美味しすぎる」ステーキ調理法

中将 タカノリ 中将 タカノリ

邪道なのに美味しすぎるステーキ調理法が大きな注目を集めている。

「最速で失敗しない、邪道なステーキ調理法。こんなのステーキじゃない!肉のうまみが逃げる!と批判殺到。まあまあ一回試してみたら?
①肉に塩をまぶす
②鍋に約3%の塩水を作り肉を入れて火にかける
③沸騰したら肉を取り出す
④両面に焼き色をつける
詳しくは動画で」

とこの調理法を紹介したのは料理研究家でYouTube「COCOCOROチャンネル」クッキングエンターテイナーとして活躍する大西哲也さん(@bbq0024)。

冷蔵庫から出したばかりの肉に塩をまぶして、塩水で茹でてから焼く…ちょっとステーキに興味のある人なら「肉は常温に戻さないと!」「ステーキと呼べるの?」「うまみが逃げてしまうんじゃ?」などと思ってしまいそうだが、結果的に見た目はステーキだし、美味しくしかも簡単とくるんだから文句のつけようがない。大西さんの投稿に対し、SNSユーザー達からは

「光の速さで試しました!絶対失敗しないと言い切れるぐらい素晴らしい仕上がり。今後、我が家のステーキの焼き方は全部これにします。ありがとうございました!!」
「低温調理器でじんわり中をレア状態に加熱してからフライパンで焼き目だけつけるやり方を見たことあるけど、この方法なら家にある方法で出来るなぁ。分厚い肉は焼き目付けてすぐにアルミホイルで包んで保温して中にじんわり火を通してたけど、結構肉汁が出ちゃうのが悩みだったから、今度やってみよう。」
「早速試しました!お肉焼くの下手くそなので硬くゴムみたいに今までなっていましたが、今回のやり方で美味しく柔らかいステーキが食べられました、めっちゃ美味しかったです!」

など数々の驚きと称賛の声が寄せられている。

大西さんにお話をうかがってみた。

ーーこの調理法を発見された経緯をお聞かせください。

大西:ステーキのおいしいのは中心温度が50-65℃で表面に焼き色がついている状態です。そうするためには肉を冷蔵庫から出して常温に戻す必要があるのですが、一般家庭でも簡単に、時短で作れるように研究しました。

ーーフライパンで焼き上げる一般的なステーキとの味わいの違いをお聞かせください。

大西:メリットは塩でドリップが抜け、臭みが取れ、うま味が凝縮されることです。適度な塩味が付き、しっとりと柔らかい食感で、脂が適度に抜けさっぱりした仕上がりになります。

デメリットとしては周りをカリッと焼き上げることは難しいことや、ステーキに野性味のような肉独特の香りを好む人には合わないことでしょうか。

ーーこれまでのコメントや反響へのご感想をお聞かせください。

大西:ステーキをうまく焼くことにハードルを感じていた人が多いとわかりました。また科学的な調理理論に興味を持っている人も想像以上に多く、個人的に楽しくコメントを読ませていただきました。

◇ ◇

この調理法は牛肉のみならず鶏肉や豚肉にも応用できるとのこと。

ご興味のある方はぜひYouTube「COCOCOROチャンネル」の「【前代未聞】こんなの誰もやってない!? 一番早くて一番確実!これが美味しいステーキの焼き方決定版!お家でいきなりステーキを焼く方法!」を参考にお試しいただきたい。

大西哲也さん関連情報

Twitterアカウント:https://twitter.com/bbq0024

YouTube「COCOCOROチャンネル」:https://youtube.com/channel/UCBzHLiBZWSn7AmaW0AOAlWg

著書「COCOCORO大西哲也のドヤ飯 ~誰がつくってもプロの味!!~」:https://amzn.asia/d/aNIemCB

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