「永遠に見ていられる」ベテランの預かりボランティアもびっくり、子猫の寝落ちシーンに139万回再生

渡辺 陽 渡辺 陽

「今まで預かった子猫の中でこれが一番の電池切れと寝落ち」というキャプションと共にツイッターに投稿された子猫の動画が139万回再生されるほど話題になっています。最初は眠いながらも手を舐めてセルフグルーミングしているのですが、そのうち眠気が襲ってきたようでコテンと寝てしまいます。

バンザイをして、ムニャムニャ言いながら眠る子猫。あまりの可愛らしさにリプ欄には、
「あざとい可愛らしさッッッ」
「もうたまんねぇっす~!丸~ってやってる手が可愛い」
「最後のおっけーポーズでペロリンも、たまりませーんっ」
「永遠に見ていられる可愛さ!キュン死しそう」
とたくさんのコメントがつき、「いいね」は10万件にもなりました。

投稿者のねこかますさん(@nekokamasu)にお話を聞きました。

ーー子猫は保護猫ですか。

「2017年5月に地元の高校生から、『段ボールに入った子猫5匹が捨てられていた』と連絡を受けて保護預かりした子猫です。体重と歯の状況などから推定して、だいたい生後5週程度でした」

ーーミルクボランティアをされているのでしょうか。

「『ミルクボランティア』というお言葉の捉え方は人それぞれですが、一般的に子猫は生後3週過ぎくらいで離乳が始まり、そこから少しずつ自力での排泄するようになります。私たちは、『食餌と排泄に介助が必要な時期』をミルクボランティアと呼ぶようにしているので、今回の子猫たちは『里親探しを含めた保護預り』になります」

ーーこの子は「一番の電池切れと寝落ち」と書かれていますが、今まで何匹くらいの猫の保護預かりをされましたか。

「離乳前の幼猫を預かった回数は5回で、全部で10匹です。通常の子猫・成猫の保護預かりで40匹程度なので、全部で50匹くらいになります。終末期の猫の預かりとケアと看取りもしてるので、それも含めれば70匹くらいです」

ーー寝かしつけもボランティアさんの役割なのでしょうか。子猫は勝手に寝るわけではないのですね。

「私は保温の関係でクッションで寝かせたいのです。トイレで寝られると困る。子猫はだいたい私の膝上で寝たがるなどの理由で、寝かしつけるところまで見ています。これは私のやり方で、そうしない人もいると思います」

ーー一度電池切れしたら、どれくらいの間充電しているのでしょうか。

「早ければ30分で動き出しますし、そのまま2時間くらい寝てる時もあるようです。子猫の預かりは基本的に専用の隔離部屋でするので、そこまで厳密には見ていません。子猫とその時の状況次第です」

ーー幼い命を預かるのも大変ですね。

「『可愛いから』というのを私は子猫の預かりやケアのモチベーションにはしていません。子猫と接する時のモチベーションは、ただ『立派に生きてここから卒業してとっとと幸せになれ、誰かを幸せにする存在になれ』です」

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