どうする?余ったそうめん 別ゆで不要、料理研究家のレシピ「かきたまそうめん」が話題に

金井 かおる 金井 かおる

 毎年、秋になると頭を悩ますのが「冷蔵庫に残ったそうめんをどうするか」問題です。真夏にはあんなにお世話になったのに、今年も筆者の自宅には20束ほどが残ってしまいました。秋冬にも合うそうめんレシピはないものか。探したところ、ありました。料理研究家として活躍する「ジョーさん。」さん考案のかきたまそうめん。「一人暮らしの友人に教えたら、夏も冬もそうめんを食べ続けるそうめんモンスターと化した」というから期待は高まります。

「別ゆで不要です」手軽さも人気に

 「ジョーさん。」さんはこの夏、自身の公式Twitterアカウント(@syokojiro)にかきたまそうめんのレシピを公開しました。おいしそうなふわふわ卵、そうめんは別ゆで不要という手軽さなどが相まって、13万を超える「いいね」が集まりました。ユーザーからは「作りました。これはうまいです」「お昼にちょうどよかったです」「そうめんなくならないからやってみよう」などの声が続々と寄せられました。

 材料と作り方は次の通りです。

《かきたまそうめん》

材料:
そうめん 1束(50g)
卵 2個
A 水 580ml
A 鶏ガラスープの素 小さじ2
A しょうゆ 小さじ2
A ごま油 小さじ2
A チューブしょうが 小さじ1/2
小口ねぎ 適量

作り方:
(1)鍋にAを入れて沸騰させたら、溶き卵を加えて煮る。
(2)再び沸騰させ、そうめんを加え、やわらかくなるまで2〜3分ゆでる。
(3)器に盛り、小口ねぎを散らす。

 「ジョーさん。」さんは分量について「こちらのレシピは揖保乃糸で試作しています。1束は50gです。メーカーによっては1束が100gの場合もあるのでご注意ください」。味付けは「そうめんに含まれている塩分がメーカーによって違うので、仕上がりが変わる可能性があります。心配な方は鶏ガラスープの素など、塩味のある食材だけ後入れしてもよいかもしれません」とアドバイス。仕上げにはお好みで一味唐辛子や小口ねぎをかけてもいいそうです。

     ◇

 筆者もさっそく試しました。シンプルな手順と、体の芯から温まるやさしい味に人気の理由が分かりました。お鍋ひとつ、丼ひとつで洗い物が少ないのもうれしいポイントです。夏のそうめんが余っているご家庭は試してみてはいかがでしょうか。

料理研究家「ジョーさん。」公式Twitterアカウント(@syokojiro)

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