1000人に聞いた、駅での困りごと…「何か尋ねたいときに駅員がいない」「乗り換えなどの案内表示が不十分」

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みなさんが駅で困ったことにはどんなことがありますか。全国の男女1000人に駅での困りごとについて調査をしたところ、およそ半数の人が「駅で困ったことがある」と回答しました。「駅で一番困るのは「乗り換えや出口・トイレなどの案内表示が不十分なとき」「何か尋ねたいときに、改札やホームに駅員がいないとき」などに回答が集まったそうです。

株式会社ナビットが2022年8月に実施した調査で、全国の主婦を中心としたモニター会員の男女から回答を得たといいます。

まず、「駅をどのくらい利用していますか」と聞いたところ、「1年に数回」(16.8%)が最多に。次いで、「1ヶ月に1日程度」(16.6%)、「半年に1日程度」(10.4%)と続いた一方で、16.2%の人が「まったく利用していない」と回答したそうです。

続いて、「駅で困ったことはありますか」と聞いたところ、「困ったことがある」は52.5%、「困ったことはない」が47.5%という結果に。また、「駅で一番困ること」については、「困ることはない」(31.1%)が最多だったものの、「乗り換えや出口・トイレなどの案内表示が不十分なとき」(17.7%)、「何か尋ねたいときに、改札やホームに駅員がいないとき」(13.2%)、「駅の表示やアナウンスが不十分で、どの電車に乗ればよいかわからないとき」(10.4%)と続き、誰もが起こりうる内容が挙げられたそうです。

また、「駅で困ったとき、誰に手助けを求めたいですか」と聞いたところ、「駅員」が64.5%で最多となりました。一方で、「他の人には頼みづらい」という回答が12.0%と2番目に多いことから助けを求めること自体が恥ずかしいと思ってしまう人もいることがうかがえたといいます。

なお、「駅での改善点や要望」について回答者からは、「ホームドア」や「エスカレーター・エレベーター」の設備設置、「トイレをきれいにしてほしい」といった回答のほか、「乗り換え案内板」などの掲示物に関連した回答もあったそうです。

また、「時計を設置してほしい」という回答も見られた一方で、JR東日本では2021年11月から、全体の3割にあたる約500駅で、駅構内にある時計の撤去を進めているといいます。

同社は「駅構内から時計を撤去する理由は『携帯電話・スマートフォンの普及』によって必要性がなくなっているかもしれません。当たり前のようにあった駅の時計は時代とともに変化していくようです」と述べています。

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