「旅館に2泊してきたんだけど初日の夕食でおひつのご飯完食したら翌朝のおひつご飯増量なってたwお米残したくないからまた完食したら夕飯のおひつご飯更に増量なってたww頑張って完食したら翌朝のおひつにご飯MAX入ってきたwww(全部食った)(私2合は食べた)」
「めんみ4m産むまで悪阻でした」(@7w04056126、以下めんみ)さんが投稿した、旅館のご飯が食事ごとに増えていったというまさかの展開に、Twitter民も大爆笑。こちらのツイートについて投稿主さんに話を聞きました。
旅館と投稿主が繰り広げた“負けられない戦い”に「戦いが勃発してる」「きっと旅館の人「ご飯足りなかったかしら!?」って心配になって増やしてくれたんだろうね 徐々に増えてくの面白い」「これは伝説の旅客として語り継がれる予感…!」「二泊でよかったです。三泊してたらどうなっていたか」「完食した主さんすごすぎ&食べ物を無駄にしないところ素晴らしい」「米百姓として嬉しいですw」などと、笑いに包まれたリプライの数々。
一体どのような状況だったのか、めんみさんにお話を聞きました。
「一粒の米には7人の神様がいるから」
――ツイートのきっかけは?どのような旅館に宿泊を?
「夫と2人で突然“旅行に行きたいね”って話になり、夫がネット検索で直近に空いてる宿を探したら、箱根の温泉旅館がヒットしました。創業明治3年のお宿に初めて泊まったのですが、とにかく食事が美味しくて美味しくて、おひつのごはんをペロッと完食できるくらいでした!食事のたびに、おひつのご飯が増えてて毎回爆笑してたので、これツイートしたら面白いかな~と思ってつぶやきました(笑)」
――おひつのご飯はどんなお米でしたか?
「お米の炊き方が良いみたいで、一粒ひと粒の存在感がありつつ、ほどよいかたさで噛むと旨みのある素晴らしいご飯でした。
お料理も調味料は少なめで、出汁や素材の旨味をしっかり活かしたものばかりで大変ごはんが進みました!料理の一つひとつがあまりにも美味しいので、食べてるそばからお腹が空いてくるんですよね…だからおひつのご飯なんてペロリですよ。
本来は会場での食事だったのですが、赤ちゃん連れということもあって、わざわざ個室を用意してくれました。赤ちゃんがちょっとぐずっても、周りの目を気にすることなくおひつのご飯を完食できたので大変良かったです。」
――もともと食事の量は多い方ですか?
「現在母乳で赤ちゃんを育てているため、食べても食べてもお腹が空くんですよね。それと子どもの頃からお米が大好きで、出された米は全部食べる精神なので、一粒残らず完食させていただきました。“一粒の米には7人の神様がいる”なんて言い伝えもありますよね。お米を食べる時はいつも米農家さんが手間暇かけて育てているのを感じるので、もったいなくて一粒も残せないです」
――翌朝(1泊目)の朝食で、おひつのご飯が増量になったとのことですが。
「初日の夕飯のおひつがおそらく1.5合くらいだったと思うのですが、私的に全然足りなかったので、ご飯が増えていた時は“気付いてくれてありがとう!!”って思いました(笑)。たぶん翌朝のおひつは2合くらいになっていたと思います。
完食後はおひつの蓋をしたまま下げられてしまったので、おひつがカラになっていた時の仲居さんのリアクションは見れてないんですよね…。おそらく厨房で“また完食してる!”って思われていたことでしょう(笑)」
――1泊目の夕食、2泊目の朝食とご飯が増えていった時の心境は?
「お米大好き絶対残したくないマンなので、2泊目の夕食でおひつが3合くらいになっていた時は“おやおやおやおや”となりましたね(笑)。おそらく最終日の朝は4合くらいあったと思います。
多分、一般的には料理に対してご飯の量がハンパなかったと思うのですが、私自身、少ないおかずで大量の米を食べるタイプの人間なので、お料理の量はちょうど良かったです(笑)
大人2人で4合はさすがに多いなと思いましたが旅館の優しさに胸打たれて完食しましたね。おそらく旅館の人には“おひつのご飯を食べ切るってことは足りないのかな?”と思われてたんだと思います(笑)。足りないのかな?って心配してくれる旅館側とお米大好き絶対残したくないマンの私との熱い戦いだったと思います」
◇ ◇
接客業や宿泊施設関係者とおぼしき人々からのリプライによると「宿泊施設に勤務している者です。きっとおひつのご飯を完食しためんみ様を見ていっぱい食べて元気でいてくださいね…( ◜ᴗ◝)となったのでしょうね…………(私もいっぱい食べるお客様を見るとおかわりをいっぱい盛りたくなる性です)」「作っている側は初回は「よく食うなぁ」と思いますが何回も完食されると、「うふふ 分かるよ、美味いよねうふふ」って裏で笑顔になっているので、完食してもらえるとこちらも嬉しく&楽しくなるのでありがたいです!!」といった意見もあり、やはり完食してもらえると嬉しくなるようです。
ちなみに、めんみさんが泊まった旅館は、神奈川県・箱根の「仙石原温泉 仙郷楼」。赤ちゃんのためにお粥やベビーチェアが準備され、貸し切りの家族風呂付きの「【温泉デビュー】赤ちゃんと一緒に荷物軽々温泉プラン」を利用され、「スタッフのみなさんがベビーにとっても優しくて、何より食事が最高に美味しいのでとても素敵なお宿でした」とのこと。手間ひまをかけて作られたお料理と、おひつご飯を味わいたくなった方は、公式サイトで宿泊予約をぜひ。
■めんみ4m産むまで悪阻でしたさんTwitter:@7w04056126
■仙石原温泉 仙郷楼 https://senkyoro.co.jp/