小2息子、仲良しの柴犬を自由研究に「どうしてそんなにかわいいのか」 愛情いっぱいの内容に「読んでるだけで泣けてきました」 

渡辺 晴子 渡辺 晴子

「息子の自由研究です 汚い字ですが 読んでみて下さい。」

15歳の愛犬について「どうしてそんなにかわいいのか」などと思い立ち、小学2年生の男の子が調べた愛情あふれる自由研究がTwitterで話題を集めました。「子供の素直さと可愛さと優しさが入り混じる素晴らしい自由研究」「愛情いっぱい」「読んでるだけで泣けてきました」と心打たれる人が続出・・・投稿したパパさんに聞きました。

愛犬は、チャコちゃんといいます。男の子がいつもお世話をしている柴犬のおばあちゃんです。自由研究によると、男の子がチャコちゃんについて調べようと思った『どうき』は「チャコがかわいかったから」「チャコがわたしをしらべてほしいってかおをしたから」とのこと。調べたことは、チャコちゃんが「どうして昼はねるのに夜はねないのか」「なぜ赤ちゃんになったりピラニアになるのか」「はなはなんでくろいのか」「どうしてこんなにかわいいのか」の4点だとか。インターネットで調べたり、動物病院の先生に聞いたりしながら毎日チャコちゃんの観察を続けたといいます。

「おばあちゃんになるといろんなことががまんできなくなるからピラニアになる」

『こうさつ』したことはというと・・・
「はながぬれている時はげんき ぬれていない時はしょんぼり」
「おばあちゃんになるといろんなことががまんできなくなるからピラニアになる」
「ぼくがすきだからぼくのとなりでねる」
「よなかに水をのむかい数がふえたからおきる」
「あつい日はくびにつめたいのをまいてあげたほうがよくねる」

「こうふんしている時にピラニアになりやすい」

そして『けっか』は・・・
「夜ねてないから昼ねむくなる」
「ねむい時に赤ちゃんになりやすくて、こうふんしている時にピラニアになりやすい」
「はながくろいのはたいようからひふをまもるため」
「耳がながくてうさぎみたいでかわいい」
「目がクリクリしていてかわいい」
「マズルがほかのしばよりみじかくてかわいい」
「まいにちぼくのとなりでねてきてかわいい」

「これからもっとおばあちゃんになるからぼくがチャコのめんどうをみて、ながいきさせる」

最後に、男の子の『かんそう』です。
「おばあちゃんになってけが白くなって、目が見えなくなって、足の力がよわくなって、しっぽが下がってきて、ひふがよわくなって、しょくよくがへってきてかなしい。
これからもっとおばあちゃんになるからぼくがチャコのめんどうをみて、ながいきさせる」

大好きなチャコちゃんのことを一生懸命調べた男の子。自由研究について、パパさんに聞いてみました。

パパが「自由研究は好きなことを調べればいいんだよ」と伝えると、愛犬を選んだ

――今回息子さんが自由研究に柴犬のチャコちゃんを選んだ理由を教えてください。

「自由研究は好きなことを調べればいいんだよ、と伝えました。そう言ったらチャコになったんです」

――ネットで調べたほか、動物病院の獣医さんにまでお話を聞かれ、毎日チャコちゃんを観察されたとのこと。完成までどれくらいの期間がかかりましたか?

「チャコの鼻チェックなどは夏休み入ってすぐにやっていました。なので3週間ぐらいでしょうか」

――『こうさつ』では「おばあちゃんになるといろんなことががまんできなくなるからピラニアになる」「ぼくがすきだからぼくのとなりでねる」などと、書かれていましたね。おばあちゃんになったチャコちゃんの様子をしっかりと観察しています。

「息子はチャコのことは本当に良く見ているし理解しています。このことに関しては、親以上だと思います」

――そして『けっか』をみると・・・「ねむい時に赤ちゃんになりやすくて、こうふんしている時にピラニアになりやすい」「耳がながくてうさぎみたいでかわいい」「目がクリクリしていてかわいい」「まいにちぼくのところにねてきてかわいい」といった内容が書かれていました。年老いたチャコちゃんへの理解と愛情にあふれています。

「ただただホッコリです」

普段は野球少年の息子・・・パパ「このまま動物に優しい人に成長してほしい」

――息子さんが最後に書かれた『かんそう』。「これからもっとおばあちゃんになるからぼくがチャコのめんどうをみて、ながいきさせる」・・・思わず息子さんの優しさと愛情が込められた言葉に涙が出ました。そんな息子さんの言葉を見て、どう思った?

「同じく涙が出ました。一生懸命お世話すれば長生きできることを証明したいです」

――チャコちゃんへの愛情にあふれた自由研究を書かれた息子さん。普段はどんなお子さん?

「普段は野球少年です。このまま動物に優しい人に成長してほしいです」

――最後に、これからペットをお迎えする人たちに向けてのメッセージもお聞かせください。

「子犬のとき、かわいいのは当たり前です。一瞬の感情ではなく、10年以上一緒にいることをしっかり考えてから飼ってほしいです。いたずらで壁を壊されたり、老犬になればオムツを履いたり、車椅子使うかもしれない・・・。お金もかかります。でも、飼った以上は最後まで責任を持ってもらいたいです」

今回のツイートにはこんなリプライが寄せられました!

「朝からとても素敵な気分になりました 子供の素直さと可愛さと優しさが入り混じる素晴らしい自由研究ですね」
「チャコちゃんと息子さんの笑顔がとっても素敵で愛くるしいですね いつも幸せ分けてもらってます ほんとに赤ちゃんみたいですよね」
「4枚目の文を読んで思わずほろり 愛情いっぱいの自由研究ですね チャコちゃんのことがどれだけ大切かが良くわかります」
「最後の一文に全て持っていかれました。読んでて胸がギュッとなります。素敵な息子さんですね 癒しをありがとうございます。」
「読んでるだけで泣けてきました 息子さんのチャコちゃんへの愛情を、いっぱい感じる事ができる、ステキな自由研究ですね」
「愛情たっぷり溢れる自由研究 いい子ですね♡」
「『どうしてこんなにかわいいのか』(孫 風味)『となりでねてきてかわいい』『~ながいきさせる』グッときます しっかりとした観察、ちゃんと考察までされて…
1000点です!!」
「可愛いだけじゃなくて、チャコちゃんがどうしてピラニアになっちゃうのかとか、夜起きちゃうのはどうしてかとか、シニア犬のこともすごく良く分かってくれていて、ジーンときて泣いちゃいました。」
「とても素敵な自由研究ですね 読んでいて胸がキュッとなりました。チャコちゃんがご家族にとても大切にされているのがわかる優しい話題をありがとうございます」
「おーん ええ子すぎる…ピラニアはわろた」
「なんて素敵な自由研究なのでしょう!!読ませていただき涙が出てしまいました。高齢犬は手がかかるようになってきますが、それでも愛情深くお世話する!という一文に感動しました」
「なんて素敵な息子さんなんでしょう チャコちゃんへの愛が溢れ出てて…ほっこり うるっとしてしまいました!」

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■Twitter:「ちゃーくん」(@AkAVceDyN4QgGH7)
https://twitter.com/AkAVceDyN4QgGH7

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