キャンプ場が多い都道府県ランキング 3位「岐阜県」、2位「長野県」、1位は富士山を眺めながらのキャンプも楽しめそうな県

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昨今、キャンプブームといわれているなかで、キャンプ場選びも楽しむための重要なポイントではないでしょうか。NTTタウンページ株式会社の調査によると、人口10万人あたりのキャンプ場が多い都道府県は、3年連続で「山梨県」が1位だったそうです。

同ランキングは2020年・2021年・2022年の各6月時点で、タウンページデータベース(職業別電話帳データ)の業種分類「キャンプ場」に登録されている件数を集計し算出したといいます。

都道府県別キャンプ場登録件数と、人口10万人あたりのキャンプ場の件数を集計したところ、1位は3年連続で「山梨県」(95件/人口10万人あたり11.73件)、2位「長野県」(84件/人口10万人あたり4.10件)、3位「岐阜県」(75件/人口10万人あたり3.79件)という結果になりました。なお、トップ10 位にランクインしている都道府県の中では、4位の「福島県」(48件/人口10万人あたり2.62件)と、7位の「熊本県」(42件/人口10万人あたり2.42件)が昨年より登録件数が増加していたそうです。

【1位:山梨県】

山梨県は山や川に囲まれた自然豊かな場所です。日本一の富士山を眺めながらのキャンプは非日常を感じさせてくれること間違いなしです。富士五湖の周辺には多くのキャンプ場が設けられていますので、自然の澄んだ空気の中でキャンプを楽しめます。

【2位:長野県】

長野県は3000m級の山の数で日本一の場所です。巨峰を中心とした高原地域ならではの農作物が魅力的で、夏の避暑地としても有名なため快適な環境でのキャンプを楽しむことができます。

【3位:岐阜県】

岐阜県は、北は3000m級の山々が連なり南に広がる平野には日本名水百選に選ばれた長良川があります。自動車で乗り入れることのできるオートキャンプ場から、本格的なキャンプが楽しめる林間エリアなど、初級者から上級者まで楽しめる施設が豊富にあります。

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なお、2013年から2022年までのキャンプ場の登録件数の推移をみると、調査を開始した2013年の1652件から2022年では1376件と、毎年約30件ずつ減少し続けていますが、コロナ禍においても微減で留まっているといいます。その理由のひとつ同社は「都会など人が密集する地域への外出がしづらい、越境での感染を懸念して遠方への旅行がしづらいといった事情がある中、近場でアウトドアを楽しめることが挙げられる」と説明しています。また「1990年の第一次キャンプブーム時に、親にキャンプに連れて行ってもらった子どもたちが大人になり、今度は自分の子どもと一緒に楽しむようになっていることや、キャンプグッズが多様化したことで、キャンプが大きな家族イベントから日常的に楽しめるようになったこともブームを後押ししている」と述べています。

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【出典】
▽ タウンページデータベース/最新!日本全国ランキング ~キャンプ場が人気の県はどこ?その理由を考察~
https://www.ntttp-db.com/post/ranking012

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