教員になりたいと思った理由は…3位「教えることが好き」、2位「子どもが好き」 教員2000人に聞いた

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学校の先生たちは、どんな理由で先生になろうと思ったのでしょうか。全国の20~69歳の教員(小学校・中学校・高等学校・特別支援学校)2000人に聞いたところ、「尊敬する教員・憧れる教員に出会ったから」「教えることが好きだから」などに回答が集まりました。ちなみに教員のみなさんが子どもの頃に就きたかった職業は、約半数の人が「教員」だったそうです。

ジブラルタ生命保険株式会社が2022年6月に「教員の意識に関する調査2022」と題して実施した調査です。

まず「子どもの頃に就きたかった職業」を聞いたところ、「教員」(48.1%)がダントツの1位でした。次いで、2位「プロスポーツ選手」(11.4%)、3位「保育士・幼稚園教諭」(10.5%)、4位「公務員(教員・警察官・消防官・自衛官除く)」(7.4%)、5位「医師」(7.2%)と続きました。

これを男女別にみると、1位は男女とも「教員」(男性44.4%、女性51.7%)でした。男性の2位は「プロスポーツ選手」(19.9%)、3位「公務員(教員・警察官・消防官・自衛官除く)」(9.0%)、4位「大学教授・研究者」(8.5%)、5位「パイロット」(8.4%)という結果になった一方で、女性の2位は「保育士・幼稚園教諭」(19.9%)、3位「料理人・パティシエ」(7.9%)、4位「キャビンアテンダント」(7.5%)、5位「看護師」(7.1%)といった回答が上位に並んだそうです。

続いて、「教員になりたいと思った理由」を聞いたところ、最も多かったのは「尊敬する教員・憧れる教員に出会ったから」(36.9%)でした。次いで、「教えることが好きだから」(33.6%)、「子どもが好きだから」(32.1%)、「収入が安定しているから」(27.3%)、「専門分野の研究をしたいから」(12.2%)といった回答が上位に並びました。ちなみに「学校(先生)が嫌いだったから」「学校が好きでなかったから」など、自分自身で学校をより良くしたいという思いを持って教員を志した人もいたそうです。

これを男女別にみると、男性では「クラブ・部活の指導をしたいから」が17.1%と、女性の4.6%と比べて10ポイント以上高くなりました。他方、女性では「子どもが好きだから」が38.0%と、男性の26.2%と比べて10ポイント以上高くなっていたといいます。

最後に、「生まれ変わったら就きたい職業」を聞いたところ、1位「教員」(17.8%)、2位「医師」(10.7%)、同率3位「大学教授・研究者」「プロスポーツ選手」(いずれも8.3%)、5位「公務員(教員・警察官・消防官・自衛官除く)」(6.9%)と続き、生まれ変わっても教員として働きたいと考えている人が最も多い結果となりました。

これを男女別にみると、男女ともに「教員」(男性20.4%、女性15.3%)が1位となり、男性では2位「プロスポーツ選手」(13.5%)、3位「大学教授・研究者」(12.0%)、4位「医師」(10.7%)、5位「建築家・大工」(7.0%)となりました。一方、女性では2位「医師」(10.7%)、3位「キャビンアテンダント」(9.2%)、4位「歌手・ミュージシャン」(7.7%)、同率5位「料理人・パティシエ」「芸術家」(いずれも7.6%)という結果になったそうです。

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