「たった7秒間」の奇跡…花火の決定的瞬間をとらえた写真の美しさに「幻想的」「万華鏡みたい」と絶賛の声

竹中  友一(RinToris) 竹中 友一(RinToris)

「三重の花火がえぐい たった7秒間の出来事」と、三重県紀北町の「きほく燈籠祭」での花火の写真を公開したツイートが大きな話題となっています。

撮影したのはTwitterやInstagramを中心に写真活動を行っている長谷川ルウさん(@lll_photo_、Instagramは@lll_photo_

紀北町の夏の風物詩ともいえる「きほく燈籠祭」。新型コロナウイルス感染拡大の影響で2020年、2021年は開催が見送られましたが、今年2022年7月23日に待望の再開となりました。

そんな「きほく燈籠祭」ですが、小さな花火が一斉に打ち上がる“彩色千輪菊”が見どころの一つ。長谷川ルウさんは、その場面を見事に激写されています。

夜空に星のように散らばる色とりどりの花火。それらが川の水面に反射して、光の粒が360度放射状に散らばっています。何とも幻想的で美しい光景。リプ欄にも絶賛する声が相次ぎました。

「こんなに幻想的な花火を初めてみました」
「万華鏡みたい」
「こんな花火で夜空を照らすなんてすてき」
「水面に映る虹色の花火が綺麗すぎます…」

長谷川ルウさんのTwitterやInstagramでは、過去の同所での花火の様子も併せて紹介されており、毎年の“彩色千輪菊”の変化も見ることができます。また、決定的瞬間をとらえた写真だけでなく、実際の花火の風景を動画でも紹介されています。

長谷川ルウさんに聞きました。

――決定的瞬間を見事に激写されていますが、撮影時のポイントや撮影方法は?

「今回撮影した花火は3段構成になっているので、それを綺麗に撮影することを意識しました。また、港に反射する花火にも注目してほしいです。撮影方法は、長時間露光という任意の時間シャッターを開けられるモードで撮影しています」

――今回のような花火の写真を撮ろうと思った理由は?花火がお好きなのですか?

「花火にもいろいろな種類がありますが、この彩色千輪一斉打ちは東海地方の名物にもなっていて、毎年デザインが少しずつ変わっているので、コレクション感覚で撮影しています」

  ◇  ◇

長谷川ルウさんは、紀北町の花火だけでなく、さまざまな地域で行われた花火大会の写真も公開されています。

滋賀県では白髭神社の大鳥居を背に打ち上がる花火を撮影。打ち上げ場所を鳥居の中心に合わせるため、工夫して撮影されたそうです。

また、さまざまな風景写真も公開されており、現在はInstagramをメインに投稿をしているとのこと。

そんな長谷川ルウさんに、今後のカメラマンとしてのご活動についておうかがいすると、「普段は風景写真をメインとしていますが、これまで見たことのないような写真を撮りたいです」とのことでした。

■長谷川ルウさんのTwitterはこちら→https://twitter.com/lll_photo_

■長谷川ルウさんのInstagramはこちら→https://www.instagram.com/lll_photo_/

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