大人もハマる、リアルな「パンダ銭湯」!?  絵本の世界観をマニアックに再現「お客のパンダ愛もすごい」

二木 繁美 二木 繁美

「パンダ以外の入店は、固くお断りしています」。アートユニットtupera tupera(ツペラツペラ)の人気絵本「パンダ銭湯」そのままのようなパンダ湯が、大阪の銭湯「湯処(ゆどころ)あべの橋」に7月20日、期間限定で登場しました。

「パンダ銭湯」(絵本館 刊)は、2013年の発売以来50万部を突破した人気の絵本。パンダ専用の銭湯の中をそっとのぞいてみると……えっ、そんなとこまで脱げちゃうの!? 私たちの知らない、パンダたちの秘密にせまります。そんなパンダたちの銭湯にまぎれこんだ気持ちになれてしまう「パンダ銭湯」とのコラボ企画です。

絵本に登場するパンダ湯を忠実に再現するため、作者と出版元に許可を得て実現。今年で4回目を迎え、当初は「子どもが喜んでもらえたら」という思いからスタートしたそう。が、大人も大喜び(むしろ大人が!?)、マイパンダのぬいぐるみ持参で、記念撮影を楽しむ人も続出。原作ファンとパンダファン垂涎の夏の風物詩となっています。

銭湯内をパッと見ると、壁の貼り紙も、休憩所の座布団もパンダ! さすが公式から許可をいただいているだけあって、その再現度も高い! 特に、風呂上がりに利用する休憩所には、思わず写真を撮りたくなるアイテムがたくさん並んでいます。絵本のシーンを再現した恒例のミニチュアも並び、今年は新たに3種類が追加。じっと眺めていると、絵本のシーンを思い出し、思わずニヤニヤしてしまうこと間違いなしです。

「去年もパンダ好きのお客さまにたくさんお越しいただきました。パンダ好きの方は、着るものも、お財布などもパンダ…とすぐわかるんです。本当にパンダ愛がすごいです。そんな方々の思いに応えたく、年々登場するアイテムも増えて、今年はより深く見ないとわからない仕様になっています。ぜひ事前に予習していただければ」と、同銭湯の森和子さん。絵本の片隅に登場したような、マニアックアイテムがあちこちにスタンバイしているのでお見逃しなく(現地で発見してお楽しみください)。

ついつい休憩所で長時間過ごしてしまいそうですが、お風呂もぜひご堪能を。こちらのお湯は「天然温泉テルメ龍宮」(大阪市港区)から毎日、天然温泉を搬入し、銭湯価格で温泉からサウナまで楽しめちゃうんです。お風呂の中にもパンダがいますので、探してみてくださいね。

お土産にもなるグッズは、昨年好評だった、オリジナルのパンダタオルと手ぬぐいに加え、おうちでパンダ湯が楽しめる入浴剤が登場しています。また忘れてはいけないのが、入り口と休憩スペースの2カ所に設置されたフォトスポット。番台では「パンダみみカチューシャ」と「パンダめサングラス」も無料で貸し出しされていますので、ぜひパンダになりきって写真を撮りましょう。スチャッ!(絵本に出てくるサングラスをかける音)

「パンダ銭湯」コラボは8月31日(水)まで(8月2日~4日は休業)。入浴料は大人490円、中学生350円、小学生200円、乳幼児100円。また、湯処あべの橋のほかに「パンダ銭湯」コラボは、京都の「むらさき湯」、名古屋の「平田(へいでん)温泉」でも開催中。それぞれの銭湯で手作りの力作が楽しめます。

今年の夏は、お風呂でパンダになりきってみませんか?

「湯処(ゆどころ)あべの橋」
住所:大阪市阿倍野区阿倍野筋1-7-25 あべのグラントゥール低層棟1F
営業時間:15:00~23:00(最終受付 22:30)
定休日:木曜
入湯料:大人(高校生以上)490円、中学生350円、小学生200円、乳幼児100円
電話:06-7890-1126
公式ホームページ:https://yudokoro-abenobashi.com
Twitter:https://twitter.com/abenobashionsen

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