RPGのラスボス感あふれるテイストで撮影された奈良の東大寺大仏殿がSNS上で大きな注目を集めている。
「ここから先はセーブできません。本当に進みますか?」とこの写真を紹介したのは写真家のTAKUさん(@maybeeeeem)。
暗闇の中、神々しい照明に照らされる東大寺大仏殿。そのあふれる迫力に、SNSユーザー達からは
「おーラスボス盧舎那仏?」
「すごい想像できる!ちょっと引き返して装備整えてくるかー!」
「お坊さんにレベルアップして大仏様の御前で般若心経一巻をお唱え致します。」
など数々の賞賛と感嘆の声が寄せられている。
TAKUさんにお話をうかがってみた。
ーー今回、東大寺大仏殿を撮影することになった経緯をお聞かせください。
TAKU:今回の写真は奈良県、東大寺の夜間特別参拝の際に撮影したものになります。普段は外から大仏様の顔は見れないのですが、年に2回ご開帳が行われ特別公開されます。雨上がりのライトアップのリフレクションが撮りたく、土砂降りの日に訪問しました。
ーー撮影、編集にあたり心がけたポイントをお聞かせください。
TAKU:雨による照明の反射のギラつきを表現するようなレタッチをしております。また、シャドーを強めに編集することによって大仏殿への奥行き感を表現しております。
ーー今回の反響についてご感想をお聞かせください。
TAKU:タイトルの通り、ゲームのラスボス前のような世界観だというコメントを多くいただき、共感いただいたことは大変嬉しく思います。
◇ ◇
今回の話題を提供してくれたTAKUさんは日頃、奈良をはじめ関西を中心としたさまざまな写真をSNS上で公開している。繊細かつテーマ性をもった力作ばかりなので、ご興味ある方はぜひチェックしていただきたい。
【TAKUさん関連情報】
▽Twitterアカウント
https://twitter.com/maybeeeeem