もうすぐ夏休み。宿題やらないと…でもやりたくない-。そんな気持ちを全身で表した小学生の写真が話題を呼んでいます。写真家のぼっちゃん(@KBotchan)さんが「全身で表現する、宿題がめんどくさい」と題した写真には、小机に肘を突き、頭を抱える娘さんが写っています。広々とした縁側に面し、陽光が差し込む畳の間で宿題に四苦八苦する姿に、「文豪スタイル」「誰もが通る道ですよねー」「昔の自分を見ているよう」と自身の子ども時代と重ねるリプライが相次ぎました。ぼっちゃんさんに話を聞きました。
小学生3年生 漢字練習は好きじゃない
ーー娘さんはおいくつですか?
「次女は小学校3年生、8歳です。撮影したのは週末の午前9時頃です」
ーー何の宿題をやっていたのでしょうか?
「漢字練習と算数のドリル、社会の宿題をやっていました。国語が苦手という訳ではありませんが、漢字練習は好きではありません」
ーー昔ながらの日本家屋や机に味わいがありますね。
「私の住んでいる家は、築100年ほどの古民家です。机は昔から家にあるもので、私は使った事がありませんでした。亡くなった私の父が使っていたそうです」
ーー写真を撮る時にテーマはありますか?
「写真のテーマは、子供達になります。ありふれた言葉になりますが、日々の暮らしの中の子供達を撮っています。インスタグラムでは、主に古民家で過ごす子供達を撮っています」
ーー投稿が反響を呼んでいます。
「たくさんの方に写真を見ていただけて、うれしく思っています。また、娘の写真に共感し、子供の頃を思い出したり、今の自分と重ねて感じたり、お子さんを思い出して下さったりと、私の写真が皆さんの心を動かしている事をとてもありがたく思います。また、机や部屋を誉めていただけてうれしかったです」
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信州の山の中の、とある街で暮らしているというぼっちゃんさん一家。「3人の子供達にどんな子供時代を過ごしてほしいですか?」と尋ねると、「大自然に囲まれながら、ゆっくりとした時間の中で、伸び伸びと過ごしてくれればと思います」という答えが返ってきました。
ぼっちゃんさんが子供達を撮影した写真を載せているInstagramはこちら。