和歌山県の「住みここち」ランキング 観光地の白浜町に隣接する「西牟婁郡上富田町」が1位に

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大東建託株式会社は、和歌山県の自治体を対象にした「街の住みここち2022ランキング<和歌山県版>」をこのほど発表しました。和歌山県居住の20歳以上の男女4315人を対象に聞いた調査で、住みここち1位の自治体には「西牟婁郡上富田町」が選ばれました。また、住みたい街の1位には「和歌山市」と県外から「東京23区」がランクインしたそうです。

和歌山県に居住する人に、今住んでいる駅と自治体について「生活利便性」「交通利便性」「行政サービス」など8つの項目について評価してもらって作成したランキングで、20192022年の4年にわたって集めた回答を集計しているといいます。また、自治体ランキングは回答者が50人以上の自治体を対象にしているそうです。

和歌山県の住みここちの良い自治体の1位は、観光地の白浜町に隣接しており、黒潮の影響により温暖で過ごしやすい環境が整っていて、新規宅地開発により人口増加が進む「西牟婁郡上富田町(昨年4位)」が選ばれました。

2位は昨年5位の「有田郡有田川町」、3位は昨年1位だった「伊都郡かつらぎ町」、4位は昨年3位の「和歌山市」、5位は昨年2位の「岩出市」がそれぞれランクイン。なお、TOP5の自治体の顔ぶれは昨年と同じだったものの、郡部の町が順位を上げてトップ3に並ぶ結果となったそうです。

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続いて、住みここちの良い駅について「生活利便性」「交通利便性」「行政サービス」など、住みここちに関わる8つの因子別のランキングは以下のようになりました。

▽「生活利便性」1位:和歌山市
▽「交通利便性」1位:和歌山市
▽「行政サービス」1位:西牟婁郡上富田町
▽「静かさ治安」1位:東牟婁郡那智勝浦町
▽「親しみやすさ」1位:西牟婁郡上富田町
▽「物価・家賃」1位:西牟婁郡上富田町
▽「自然・観光」1位:東牟婁郡那智勝浦町
▽「防災」1位:橋本市

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また、今回の調査では、2022年のみの回答(1412人)を集計した、和歌山県居住者の「住みたい街ランキング」もあわせて発表されています。

和歌山県の住みたい自治体の1位は、「和歌山市(昨年1位)」と、今年から全国の自治体を対象とした結果、「東京23区」が同率で選ばれました。3位は「大阪市北区」、4位はともに昨年3位だった「田辺市」「西牟婁郡白浜町」と県外から「西宮市」がそれぞれランクインしており、上位6自治体のうち3自治体が県外の街(東京23区、大阪市北区、西宮市)という結果となったそうです。

なお、「住みたい街が特にない」(58.9%)、「今住んでいる街に住み続けたい」(19.6%)の合計が78.5%となり、昨年に引き続き、今住んでいる街を評価する結果となったそうです。

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【出典】
▽いい部屋ネット 街の住みここちランキング2022<和歌山県版>

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