「お散歩デビューは、怖くて動けませんでした」足もとに潜り込む子犬にエール続々「うちもそうだった」「ちょっとずつだよー」

山本 明 山本 明

 「お散歩デビューは怖くて動けませんでした。」という文言と共にTwitterに投稿された、子犬の写真が大きく注目を集めました。飼い主さんの両足の間に身を隠すようにして固まっている子犬さん。うずくまる小さな頭を優しく撫でて「少しずつ慣れていこうね。」とも言う飼い主の「あると」(@pomechiwa_alto)さんに当日の様子と、この後どうなったのかをお聞きしました。

 今回話題になった子犬さんは2022年の1月22日生まれ、4月5日に飼い主さんのお家にお迎えした、ポメラニアンとチワワのミックスの男の子です。お名まえは「あると」くんといい、ペットショップで初めて抱っこしたとき、上へ上へと登ってきたので「登山家(アルピニスト)」からとって、「あると」と名付けたと飼い主さんはいいます。

 お散歩への初チャレンジに、とまどいと恐れが隠せない様子のあるとくんに「ちょっとずつだよー」「うちもそうだった」「焦らないで、そのうちお散歩が大好きになるよ」などとあたたかい励ましの声があふれました。投稿を見ると、お外での様子とはうって変わって、お家の中では活発に動き回っている様子の、あるとくんなのですが…!?

 お家の中ではオモチャで遊んだり、踊ったりと活発です! 

――あるとくんは、ふだんはどんな性格ですか。

 ふだんはとってもヤンチャです。飼い主の靴下を盗んでみたり、部屋中を走り回ったり……。ロープと、輪っかのおもちゃが最近のお気に入りで、ロープはぶんぶんと振り回したり、噛んだりしています。輪っかは少し大きいので、投げるのは難しいようですが、噛んだり持ち運んだりしています。

――「抱っこ散歩はお散歩デビュー前からしてた」とコメントされてましたね。

 2回目の混合ワクチンが終了後、2週間が経過すれば抱っこ散歩は可能と獣医師さんから伺っていました。なので、そのタイミングで抱っこ散歩はデビューしました。

――生後4ヶ月で、お散歩デビューした日のことを教えてください。ハーネスはいつから用意を?

 玄関で、飼い主が少し離れたところに立つと、こちらへ寄ってきては(両足の間に)潜り込もうとしていました。ほとんど自分からは動けなかったようです。チェックのハーネスは、お散歩デビューで必要になるだろうな、と思い、数ヶ月前にあらかじめ購入していました。購入当時はブカブカだったハーネスが、今ではほとんどピッタリになっていたので成長を実感しました。

――この後はどうなりましたか?

 この後は、抱っこで少し家の周りを散歩して終了しました。その時は「もう降ろされたくない!」と思ったのか、ギュッと腕にしがみつかれながらの散歩でした。

――たくさんの応援コメントが届いています。

 こんなに多くの反応をいただけるとは思っていなかったので、驚くと共に不思議な気持ちでした。頂戴したどのお言葉も嬉しかったですが、「うちの子も最初はこうだったけど、今はお散歩大好きだよ」や「ゆっくりで大丈夫だよ!いつかお散歩好きになるといいね」などは特に嬉しかったです。

◇ ◇

 あるとくんをお迎えして「生活リズムや部屋の様子も含めて、とにかくあると中心になりました。また、つらいことがあっても『この子のために頑張らなきゃ』と思えるようになりました」と話す飼い主さん。さらに今後、お散歩に慣れた後は「ドッグカフェやドッグランなど、あるとも楽しめる場所に行きたいです。一緒に遊んだり、おいしいものを食べたりできたらいいなと思います」(飼い主さん)と計画しているそう。実現に向け、一歩一歩、あるとくんと一緒に進んでいってくださいね、みんなが応援していますよ!

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