「猫は液体」「まだスライム状態」とろける猫さんが話題 ソファーや床で猫あるあるが見られる気候に

渡辺 陽 渡辺 陽

「猫は液体‥」というツイートをしたのは、飼い主の永野さん(@WvKgZauUCEr6YgX)。その投稿通り、“液体と化した猫”がソファにぶら下がっていました。耳がなければどちらが頭なのか分からないような“溶け方”に、「とろーりと溶けていらっしゃる」、「ソファーのふち猫こぼれる」という反響がありました。

猫の名前は佐助くん(1歳)、キジ白の猫ちゃんです。一緒に何かを見つめている茶トラの猫はマメくん(3歳)。何を熱心に見つめているのでしょうか。永野さんに猫が液体化した真相について話を聞きました。

ーー2匹とも何かを熱心に見つめていますが、何を見ているのですか?

「猫じゃらしを見ています」

ーーだから乗り出しているのですね。他にも液体化する時はありますか?

「暑くなるとソファーや床で溶けています」

ーー前脚が見えませんが、どうなっているのですか?

「写真左側に切れていますが、ダラーんとしています」

ーーこの体勢から起き上がるのは大変そうですね。

「溶けた状態が楽だったのか、しばらく動きませんでした。その後ズリズリ後退して起き上がりました」

ーー前進じゃなくて後退だったんですね。マメくんも溶けることがありますか。

「マメ先輩の方がよく溶けています(笑)」

ーーところで、2匹は元野良猫だったのですか?

「マメ先輩は、3年前、産まれて間もない時に親猫とはぐれて、道路の中央分離帯でうずくまっていました。親切な方に見つけてもらい、保護団体に引き取られました。その後、譲渡会で娘が一目惚れして、我が家に迎えました」

ーー佐助くんも誰かに保護されたのですか?

「佐助の誕生日は、1年前の5月5日頃です。産まれて間もない、目も開いていない時に、兄弟3匹一緒に袋に入れられ、ゴミステーションに捨てられていたそうです。たまたま近くを通りかかった学生さんが見つけ、保護団体に渡したと聞いています。3匹のうち1匹は、保護団体の方の献身的な看護も虚しく衰弱死しました。保護団体の方が昼夜を問わず離乳食を与え続け、少しずつ成長しました。その姿を私の妻がインスタグラムで見ていて、里親募集がかかった時に佐助の里親に立候補しました」

ーー2匹は仲良くしていますか?

「佐助を引き取る時に、猫同士の相性もあるので、1週間ほどトライアル期間がありました。マメ先輩は温厚なので、自分のお気に入りの場所を子猫の佐助に譲ったり毛づくろいをしたり、兄貴として面倒を見てくれました。すぐに仲良く「なりました」

このツイートのリプライの中には、「まだ、これはスライム状態?」というものもありました。佐助くん、マメ先輩に習って、まだまだ液体化修行に励む必要がありそうです。

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