C Channelが運営するママ向け動画メディア「mamatas(ママタス)」の「mamatas labo(ママタスlabo)」が母親たちに聞いた調査によると、幼児教室や通信講座、英語などの「勉強系の習いごと」について、半数以上が5歳までに開始していたことが分かりました。また、中学受験をするかどうかに関わらず「小学校以外での勉強は必要」と考える人は7割に達したそうです。
同調査は2022年4月に「ママタス」のInstagramフォロワーである令和ママを対象として、Instagramストーリーを利用したインターネット調査(4択)にて実施されました。回答者数は設問によって違い、有効回答数は1034件~7966件でした。
幼児教室や通信講座、英語などの勉強系の習い事についてスタートする年齢を聞いたところ、「3~5歳」(40%)、「6~8歳」(23%)、「9歳~」(21%)、「0~2歳」(16%)という結果になり、56%が5歳までと回答していました。始めた動機としては「幼稚園のお受験のため」といった理由はごく一部で、「子どもがやりたいといった」「語学系は早い方がいい」「ひらがなを覚えるついで」といった内容が多く、習いごとが日常の一部となっていることが伺えたといいます。
また、小学生の約半数が勉強系の習いごとをしており、「通信教育」(21%)、「塾」「英語」(いずれも14%)に通っていることが分かりました。「通う理由」については「小学校の勉強のフォロー」(43%)、「習いごとの一環」(33%)でした。15%は学童代わりに活用しており、受験のためというよりも、子どもたちの日常生活の一部となっていることが伺えたといいます。
また、「中学受験をすると思いますか」と聞いたところ、「しない」(57%)、「たぶんしない」(35%)となり、首都圏では中学受験熱が年々高まっているものの、全国的に見ると中学受験をする予定と答えたのは8%でした。
その一方で、「中学受験に関わらず小学校以外での勉強は必要だと思いますか」と聞いたところ、69%の人が「必要」と回答し、小学校での勉強だけでは足りないと考える傾向が顕著に浮かび上がる結果になったといいます。
「学習塾や通信教育など小学校以外での勉強のために月いくらまでかけていいと思いますか」と聞いたところ、「3000~8000円」(41%)、「8000~1万5000円」(24%)、「~3000円以下」(20%)、「1万5000円以上」(15%)と続き、4割が「8000円以上かけても良い」という結果に。通信講座などは3000円前後が多いことを考えると、4割の人は通信講座だけではなく塾に通ったり、複数の講座や勉強系の習いごとを組み合わせていることが伺えたそうです。