「マッチングアプリ」は手軽に異性と出会える人気のアプリです。しかし、出会いを求めてマッチングアプリを始めたものの、疲れてしまったと感じる女性も多いそうです。アプリ実態調査を行なったところ、9割以上が「マッチングアプリ疲れ」を経験していることが分かったそうです。
株式会社メディア工房が2022年3月に、3種類以上のマッチングアプリの利用経験がある20~30代の女性544人を対象に調査を行ないました。
「あなたは、マッチングアプリの利用に疲れたと感じた経験はありますか」と尋ねたところ、「ある」が91.5%、「ない」が3.9%、「どちらともいえない」が4.6%という結果になりました。
次に、最初の質問で「ある」と答えた人に、「恋愛相手や結婚相手とは『自然に出会いたい』と思いますか」と尋ねたところ、「非常にそう思う」が45.0%、「ややそう思う」が43.2%となりました。その一方で、「あまりそう思わない」は7.6%、「全くそう思わない」は0.8%でした。
また、「マッチングアプリを利用していて疲れを感じるのはどんな時ですか」尋ねたところ、「メッセージのやり取りがめんどくさい時」が79.3%と最も多く、以下、「いい人が見つからない時」(69.5%)、「相手を選別することがめんどくさい時」(53.0%)、「出会った男性とうまくいかなかった時」(48.6%)、「デートをするまで時間がかかる時」(34.5%)と続きました。
その他の回答として、次のような声も寄せられました。
▽24歳:会わないと分からないけど、会うのは疲れる。
▽28歳:メッセージと会った時とのギャップを感じた時。
▽27歳:メッセージの返信を考えるのが面倒に感じる。
さらに、「あなたがマッチングアプリを利用する上で不安に感じることを教えてください」と尋ねたところ、「遊び目的の人がいる」という回答が74.4%と最も多くなりました。その他に、「なりすましや業者がいる可能性がある」(64.0%)、「相手の顔や詳しい経歴が分からない」(56.6%)、「友達や知り合いに身バレする可能性がある」(41.0%)、「相談ができる共通の知り合いがいないため、相談しづらい」(25.0%)、「第三者の意見が得られない」(16.0%)といった回答が寄せられたそうです。