「息を呑むほど美しい」春の吉野山で納得の大雲海撮った! 7回通ってついに…撮影者に聞いた

渡辺 陽 渡辺 陽

幻想的な雲海に「息を呑むほど美しい…」

Twitterに先月24日、投稿された1枚の幻想的な写真が話題になりました。「春の吉野山で納得の大雲海が撮れたので見てほしい」という言葉の通り雲海が広がる風景に、「息を呑むほど美しい…」、「こんなに美しい日本に生まれ生きていることに感謝」という反響があり、「いいね」は2万件を超えました。

「桜雲海」撮影のためにシャッターを切り続けた

撮影したのは、Hiroaki Sekioka | 関岡 大晃さん(@hirography_321)。奈良県の吉野山、金峯山寺あたりが桜の満開のタイミングだったので、それを狙って撮影に行ったそうです。

「この日を合わせて、桜雲海を撮影するために合計7回ここに通いました」

撮影場所は、有名な花櫓展望台が人気スポットのため混雑していて撮影できなかったそう。

「仕方なく少し下の歩道の桜の隙間から望遠レンズを使って撮影しています」

この撮影で工夫したポイントについて尋ねると、

「手前、真ん中、奥、全てに雲海が来るタイミングが来るまでシャッターを切り続けました。こんなに出てる日でもなかなかないんですよ。ずっと見てるのは大変なのでカメラのインターバルタイマーという機能を使って撮影しています。1.5時間くらいシャッター切り続けました」

少し荒ぶる雰囲気も醸し出す

「ちょうど手前の桜群に覆いかぶさるような雲海がかかっているこのshotを選びました。雲海の中から桜が現れる瞬間。少し荒々しい雰囲気で撮りたかったのでisoを上げてシャッタースピードは早めにして雲海の動きが出るようにしました」と関岡さんは教えてくれました。今回の関岡さんの撮影機材は、Nikon d810A Tamron SP 70-200mm f2.8 G280mm前後です。

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