「銀河鉄道999みたい」空へ続く滑走路の写真に12万人がうっとり 「天国への階段があった」

太田 浩子 太田 浩子

 夜に煌めく滑走路の光が、群青色の空の中に続いていく… 宇宙まで光の道が続きそうな幻想的な写真がTwitterで話題を呼んでいます。

「銀河鉄道999みたい」
「とっても綺麗ですね!!(  *´ω`*  ) 辿って行ったら異世界行けそう」
「天国への階段があった。」
「この道は〜まるで〜滑走路〜夜空〜に続く〜」
「マリオカートのレインボーロードみたい」
「大空への道って感じがしますね、すごいです」
「すげー!ロマン感じます」

 リプ欄には200もの感動コメントが寄せられて、“いいね”は12.4万を超えています。

 写真を撮ったのは、週末フォトグラファーの「まり(@mariii_a73)」さん。京都在住で「京都には心が折れそうなほど長い階段がある」(12月7日投稿)と、伏見桃山陵の急勾配の長い階段に女性が立つ写真が話題になったばかりです。

 今回の滑走路の写真は、「飛行機の離陸をスローシャッターで追いかけてみると…」と12月13日にツイート。「これをずっと撮ってみたかったので撮れてよかったです」と話すまりさんに聞きました。

──未来的で美しい写真に、さまざまな場面を想像するコメントが集まって大反響でした。

 銀河鉄道999とマリオカートを連想する方が多かったですが、私はどちらも思いつかなかったので新しい発見でした。

──撮影場所はどちらなのですか?

 伊丹空港近くの千里川土手です。夜の飛行機を撮りに行きました。

──30秒以上シャッターを開けていたとコメントされていました。

 飛行機が離陸する寸前から撮り始めて、離陸してしばらくの間シャッターを開けているとこういう写真が撮れます。カメラはSONYのα7Ⅲを使っています。

──飛行機の光の点滅が滑走路みたいに写っているのですね。伏見桃山陵の大階段の写真も、静寂と緊張感が感じられる素敵な作品です。週末フォトグラファーということですが、プロではないのですか?

 写真を仕事にしているわけではないです。平日は仕事をしていて、週末に趣味で写真を撮っています。

──そうなのですね。なぜ写真を撮るように?

 カメラを始めるまでこれと言った趣味がなかったので、何かいい趣味がないかと思って色々探していたらたどり着きました。3年半ほど前から写真を撮っています。

──もっと長く撮られているのかと思いました。どうやって写真のことを勉強しているのですか?

 勉強は特にしていないですが、カメラの基礎的な知識はネットで調べて身につけました。あとはSNSで色んな人の写真を見て参考にさせてもらっています。

──教室とかに通われたわけではないのですか! 京都の紅葉の写真もたくさんありましたね。風景写真を撮ることが多いのかしら?

 普段からいろんなジャンルの写真を撮っているので写真に統一感はないです(笑)。風景や花を撮ることもあれば、たまにポートレートを撮ることもあります。

 ◇ ◇

 カラフルなものが好きだというまりさん。ツイッターには、真っ赤に色づく紅葉や温かい光を発するカラフルなランタンなど、色鮮やかな写真がたくさん投稿されています。「写真の魅力は、自分が納得のいく写真が撮れた時の達成感が大きいことかなと思っています」と話してくれました。

■まりさんのInstagram https://www.instagram.com/mari_rin95/

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