テレワークの途中に家事や育児…約8割がテレワーク中の「ちょい抜けワーク」を経験

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働き方改革としてテレワークが社会に浸透する中、家事や育児、来訪者の対応などで仕事を中断せざるを得ないと感じている人は少なくありません。そこで、テレワークと理想の働き方に関する調査を行なったところ、約8割の人がテレワーク中に仕事を一時中断する「ちょい抜けワーク」を経験していることが分かったそうです。

アドビ株式会社が2022年3月に、週1回以上テレワークを行っている20~49歳の全国のビジネスパーソン500人のうち、「テレワーク中でも育児や家事をはさみつつ働くことが会社で認められている」と回答した412人を対象に調査を行ないました。

「実際に家事や育児、来訪者対応などの仕事以外の用事で仕事を中断するような対応が必要となった経験がありますか」と聞いたところ、「頻繁にある」と答えた人が34.5%、「ときどきある」が43.2%となり、約8割(77.7%)の人がテレワーク中に私用で仕事を中断する「ちょい抜けワーク」を経験していることが分かりました。

男女別・子供同居別で全体と比べてみると、「女性/子供同居有」の場合は「頻繁にある」が42.3%、「ときどきある」が47.7%となりました。また、「男性/子供同居有」の場合も「頻繁にある」が36.4%、「ときどきある」が45.5%となり、子供がいる家庭では仕事を中断する対応が全体と比べて多いという結果になりました。

また、「テレワーク中でも育児や家族の都合などをはさみつつ、細切れに働くことを認めるというフレキシブルな働き方を認める制度があれば、その会社でより長く働きたいと思いますか」と聞いたところ、48.4%が「とても思う」と答えました。以下、「どちらかというと思う」(43.4%)、「あまり思わない」(7.4%)、「全く思わない」(0.8%)となりました。9割以上の人が柔軟な働き方を認める企業で長く働きたいと考えていることが分かったそうです。

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