「接種させる派」「接種させない派」「様子見派」がほぼ同じ割合…コロナ小児ワクチンへの意見分かれる

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新型コロナのオミクロン株により、全国の幼稚園や小学校で多くのクラスターが発生し、大人だけでなく子どもにも感染が拡大しています。一方で、5~11歳の子どもを対象にした新型コロナ小児ワクチンの接種も始まっています。そこで、新型コロナ小児ワクチンに関するアンケートを実施したところ、小児ワクチンの接種意向は「接種(予定含む)」「検討中」「接種しない」がほぼ3等分になったことが分かったそうです。

2022年4月に、アクトインディ株式会社が企画運営するファミリー向けお出かけ情報サイト「いこーよ」が、同サイトのユーザー288人を対象に調査を行ないました。

新型コロナの5~11歳向けの小児ワクチン接種について、現在の接種状況や今後接種する予定があるか尋ねたところ、「接種済み」が13%、「今後接種する予定」が18%と、合わせて31%の接種に前向きな回答がありました。一方、「検討中」は38%、「接種しない」が31%という回答だったそうです。

それぞれの回答理由として、以下のようなコメントがあったそうです。

▽【接種済み】の理由

〈感染予防〉
・コロナにならない、うつさないため
・少しでも感染時のリスクを減らしたいと思ったので

〈重症化予防〉
・重症化を防ぐため
・友達が医療従事者で、現場の大変さを聞くし、かかっても重症度が軽くなるならと考えた

〈体験や遊びをさせたいから〉
・コロナに感染するリスクをワクチンで減らして今しかできない体験を経験させてあげたいから
・安心して遊ばせたいから

▽【今後接種する予定】の理由

〈感染予防〉
・コロナにかかっても軽症で済むように
・コロナ感染を防ぐため

〈重症化予防〉
・万が一のリスクに備えるため

〈周りの様子見をしてから〉
・いずれは打つ予定だが、まだ様子見

▽【検討中】の理由

〈副反応が心配〉
・大人でも副反応が結構強くでているのに対して、子供にでる副反応が心配なこと
・副作用が怖い、周りが打ってから決める

〈安全性や将来の後遺症が不安〉
・小さい子どもへの、ワクチンの影響が分からなくて心配が残るので
・治験も少なく不安が消えないから

〈周りの様子をみてから〉
・接種はしようと思っているが周りの様子をみてから

▽【接種しない】の理由

〈安全性や将来の後遺症が不安〉
・まだ将来的な副反応もわからないので
・ワクチンの長期にわたる影響が明確に分からないため

〈子どもは重症化しないので接種する必要がない〉
・子供は重症化していないのがほとんど
・テレビで見られる症状は風邪と違いない、怖がるだけ無駄

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