「足が変と言うから見たら謎の斑点に焦って皮膚科に連れて行くと『今同じ症状でくるお子さんがかなり増えてます。』と言われ、『感染病なんですか!?』と聞くと『クロックスの日焼けです』と言われ大爆笑した」。今月14日、そんな文言とともに一枚の画像がTwitterに投稿されました。
写っていたのは、ジーンズを履いた子どもの足の甲で、謎の茶色い斑点がいくつもありました。「うちも経験ありです。」「あたしも昔やらかしました。今では笑い話ですが。うっかりで」といった反響が寄せられ、「いいね」は40.6万件を超えています。
足の斑点には小学校4年生(9歳)のお子さんが気づいたそうですが、保護者のあんなのあんなっさんは、以前お子さんが発症した紫斑病かと思って慌てたそうで、次のように話しました。
「最初見た時、紫斑病かと思いました。紫斑病は足に薄い紫斑が現れだんだんダイナミックに派手になっていきます。足は立てないほど痛くなり、悪化すると難病指定されている紫斑病性腎炎という病気になります。娘は数ヶ月ベットで寝たきりでした。でも、先生が『今増えてる』とおっしゃったので、感染症!?と疑いました」
実は、特発性血小板減少性紫斑病は難病法で指定された「指定難病」。あんなのあんなっさんは、「症状も初期は良く似てるので『これくらいで』と思わずに、お子さんが似たような症状あればすぐ病院へ」と呼びかけています。
実際にリプライの中には、「日焼けでよかったですね。私も子どもの頃、足の一部が白くなったので『日焼け跡だろうな』と思って放置してましたが、白い部分がどんどん広がったので病院で診てもらったら、尋常性白斑という皮膚の病気でした。幸い今は色素を取り戻してますが…」という声もありました。
投稿者さんは、「些細なことでも病院に行き、何事もなければ今回みたいな笑い話になる」とも続けていますが、「これは1番大事だと思います。素人目で決めつけず、不安に思えばどんどん病院に行ってもいいと思っています。笑い話ですめばいいですが、取り返しのつかないことになるともう後悔しかないので」と言います。