破れてしまったぬいぐるみを縫合手術する外科医の姿がSNS上で大きな注目を集めている。
「なんか需要ありそうなんで。
バリィさんの裂傷を、外科医の夫が真皮埋没法で縫合した時の記録です。」
と縫合手術の模様を紹介したのは障がい者自立支援のための協同組合「レインボー・カフェ・プロジェクト」を運営するトラ理事長秘書さん(@kameyam45359686)。
手術用の双眼ルーぺを着用し、鉗子とピンセットを用いて真剣なまなざしでバリィさんを縫合するトラ理事長秘書さんの夫。そのプロファッショナルな姿にSNSユーザー達からは
「先生、抜糸は何日後くらいになるんでしょうか…?」
「この真面目な感じ好き。
外科医さんかっこいい」
「専門家に治療してもらえるなんて❣️」
「先生!患者の脈が!」
など数々の賞賛の声が寄せられている。
トラ理事長秘書さんにお話をうかがってみた。
ーーバリィさんのプロフィールと、ぬいぐるみが裂けてしまった経緯についてお聞かせください。
トラ理事長秘書:愛媛で開催された長男のラグビーの試合について行って、家で留守番していた長女のお土産に買って帰ったものです。猫が咥えて遊んでいて破れてしまいました。
ーーご主人がバリィさんを縫合するにいたった経緯と、見事縫合が終わった際のご感想をお聞かせください。
トラ理事長秘書:毎晩夫が手術手技の訓練をしていたので、「ついでに縫って」と私が頼みました。
夫曰く、「人を縫う時は、皮膚が生きているので、皮膚が修復の過程で伸び縮みすることでもっと綺麗になるのだが、バリィさんは皮膚がつれたままなのでイマイチだ」そうです。
ーーこれでもイマイチなんですね…!これまでのSNSのコメントや反響についてご感想をお聞かせください。
トラ理事長秘書:コロナウイルスの対応で疲れた同業者のフォロワーさんにクスッと笑ってもらえたらなくらいに思ってした投稿が、こんなに多くの方に反応していただいて驚いています。うちでは見慣れた光景が、他の方にこんなに面白がっていただけるのかと驚きました。夫も「そんなに変わったことなのか」と驚いてます。
◇ ◇
読者のみなさんもぬいぐるみを縫合する際にはぜひこの縫合手術の模様を参考にしていただきたい。
なお今回の話題を提供してくれたトラ理事長秘書さんはレインボー・カフェ・プロジェクトを通し、無添加国産ドライフルーツの製造販売を手掛けたり、岡山県倉敷市美観地区で障がい者福祉作業所のイケてるクラフト商品だけをセレクトした雑貨&クレープカフェ「虹色商店」を運営するなど障がい者の経済的自立に貢献すべくさまざまな事業を展開している。ご興味のある方はぜひSNSや関連ホームページでその活動をチェックしていただきたい。
トラ理事長秘書さん関連情報
Twitterアカウント:https://twitter.com/kameyam45359686
協同組合レインボー・カフェ・プロジェクト:https://note.com/rainbowcafe/n/nc07745a3710a
虹色商店Instagramアカウント:https://instagram.com/nijiiroshouten_kurashiki/