世の「どん兵衛」好きがザワついている。ふっくらおあげが病みつきになる「日清のどん兵衛 きつねうどん」、大好きなおあげを先に食べるか、最後までとっておくか、など悩むこともしばしば。そんな、おあげ好きにとっては、夢のような話が飛び込んできた。
どん兵衛 公式(@donbei_jp)が先月29日、Twitterにハッシュタグ「#RT多ければ商品化#どん兵衛おあげ布団のある暮らし」をつけて「どん兵衛のおあげのふっくら感を表現したくて、お布団を作ってみました」と投稿したのだ。添えられた写真には「おあげ布団」に体をすっぽり包まれて夢心地の男性が映っていた。照り感やおあげのシワまで再現されたリアルな布団に18万いいねがつき「こ、この おあげオフトゥン 欲しい」と、早くも商品化を希望する声が挙がっていた。
どん兵衛の中の人に話を聞いた。
ーーなぜ、おあげの布団を作ろうと?
「豆腐屋さんと同じ製法で大豆から作っている『日清のどん兵衛 きつねうどん』のおあげは、ふっくらした食感が特長です。布団であれば、その”ふっくら感”を表現できそうだと考えて、今回の投稿を制作いたしました」
ーー確かに、ふっくら感が伝わってきますが、布団の中身は?
「本当は大豆にしたかったのですが、“ふっくら感”を表現するために『羽毛』を使いました」
ーー油揚げの「照り」も意識されたのでしょうか。
「おあげのリアルな質感を出すことにこだわりました。実際のおあげを撮影した画像を、大きな布にプリントして縫い合わせ、布団にしています」
ーー布団セットにできるうどんの敷き布団とか油揚げ枕とかは企画されないのですか。
「現在のところ、そういった予定はございません」
ーーリツイートが何件くらいまでったら商品化されるご予定ですか。
「具体的な数が決まっている訳でありませんが、前向きに検討していきたいと考えています」
◇ ◇
ツイートにはすでに、どん兵衛好きを中心に、声が集まっている。
「これはいい!枕カバーはかまぼことか電気スタンドは円柱の七味入れなどうどん、そばバージョンセットで期間限定で販売しては?」
「ふとん圧縮したらお揚げがお湯を入れる前みたいな感じになるか」
「タヌキ寝入りならぬ、きつね寝入りってやつか……」
「天ぷら/油揚げ、うどん/そばのリバーシブルだとなお嬉しい。箸の抱き枕、鴨肉のアイピローも希望」
「関東と関西で眠りの質が変わる硬さの敷き布団とかだったら嫌だなぁw」
「いっそのことまくら、敷き布団、掛け布団、毛布、一人で寝る時寂しくないようにキツネのぬいぐるみ
もつけて一式で売って欲しいです」
商品化は近いと見た。