高圧洗浄機で描いた庭先アートが「掃除ではなくもはや芸術」と話題 描いたのはトラック運転手の父!アートは「完全な独学」

鶴野 浩己 鶴野 浩己

高圧洗浄機で描かれた庭先アートがTikTokで注目を集めました。

「実家から送られてきた動画。パパが高圧洗浄機でシマウマ描いてる」という文言と共に「うぉるなっつ(@disney_2000553)」さんが投稿したこちらの動画。お父様はトラックの運転手をされていて、アートは完全な独学だそうです。         

とはいえ、下書きなしの一発描きでこのクオリティ…!コメント欄には、「もはや掃除じゃない。芸術です」「いや、レベル高すぎ」「お腹の方が模様薄いところもちゃんと再現してる。凄いwww」「もうこのままでいいじゃん」と称賛の声が集まり、投稿は現在約39万回再生を突破。1.6万件の「いいね」が押されています。

製作時間はおよそ30分

2021年の年末大掃除の際に、ご近所さんから高圧洗浄機を借りたというお父様。「初めて使いましたが想像以上にキレイに汚れが落ちるので、『これで絵が描けるんじゃないか?』と思ったんです。シマウマなら白黒で見やすいと思ったのですが、コメント欄に『寅年だから虎にすればよかったんじゃないか』という声が多数寄せられて、確かにそうだとも思いました(笑)」

ちなみに今回のシマウマの制作時間はおよそ30分。日が暮れそうだったので寒くなる前に終わらせたそうです。それにしても見事なアート!こだわったところを聞くと「特にこだわりはないですね。何も考えずに描いたので、本当は脚まで描こうと思っていたのに切れちゃいました(笑)」と答えてくれました。

アーティステックな家族

「うぉるなっつ」さんによると、お父様は小さな頃から家族それぞれに向けて、似顔絵や創作絵本を描いてくれていたのだとか。トイレには、ディズニーが好きな子どもたちのために、ディズニーランドのアトラクションをイメージした絵も描かれています。

一方で、高校と専門学校で絵を学び、この春からは3DCGアニメーターとして働く予定だという「うぉるなっつ」さん。自身も絵を描くのが大好きなため、今回の動画を見たときは「ずるい!私もやりたい!」と思い、実家に帰ったときに挑戦してみたそうです。

「高圧洗浄機の威力に私の方が吹っ飛ばされてしまい、途中で断念しました。コツをつかんだあたりで腕力と体力が限界になってしまって…。悔しいです(笑)」

 

「絵の道に進んだのはお父様の影響ですか?」と尋ねると、「父はよく『絵で食べていくのは難しい。上には上がいる』と言っていたので、中学生になった頃までは、絶対に絵の仕事には就かないと思っていたほどです。私が絵の業界を目指したのは、幼い頃からディズニーやピクサーが大好きだったから。父よりも、好きなものからの影響の方が大きかったと思います」とのこと。とはいえ、幼い頃から絵が身近にあったことは、少なからず今の道に影響している気もします。

Instagramでは大好きなディズニーキャラクターやオリジナルイラストを、TikTokでは落書きや絵のメイキングを気ままに投稿しているという「うぉるなっつ」さん。「考えすぎずに、自分が載せたいものを載せています。ほとんど自己満ですね(笑)」といいますが、そこには確かな画力の絵が並んでいます。

ちなみに、父方の叔父様はガラス職人で、2008年に開催された洞爺湖サミットで各国首脳へ贈られた「しばれ硝子」の制作者なのだとか。なんともアーティスティックなご家族です!叔父様は定期的に個展を開催されているそうなので、興味のある方はInstagram「art_factory_glassworks」を覗いてみてくださいね。 

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▼TikTok(@disney_2000553)

https://www.tiktok.com/@disney_2000553

▼Instagram(koko_ disney553)

https://www.instagram.com/koko_disney553/?hl=ja

▼叔父様のInstagram(art_factory_glassworks)

https://www.instagram.com/art_factory_glassworks/?hl=ja

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