A型は西日本で、B型は東日本で多い!? 遺伝子解析データをもとにした「血液型・都道府県ランキング」発表

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株式会社ユーグレナは、ユーグレナ・マイヘルスとジーンクエストの遺伝子解析サービスのゲノムデータをもとにした、「血液型都道府県ランキング」を発表しました。調査によると、日本人の39.5%がA型、21.6%がB型、29%がO型、9.9%がAB型となっており、A型は西日本の県で、B型は東日本の県で多くなっていたといいます。

ユーグレナ・マイヘルスとジーンクエストが提供する遺伝子解析サービスは、個人の健康リスク・体質・祖先について、300項目以上の遺伝子型を解析し、どのような病気にかかりやすいか、どのような体質の遺伝的傾向があるかについて、結果を提供するサービスだそうです。

2020年5月に、同サービスの利用者の中から2万1363人のゲノムデータを用いて、2つの遺伝子型「SNP:rs8176746」「SNP:rs8176719」を解析し、血液型を分類しました。遺伝子解析では、一般的なABO血液型検査ではわからない6つの血液型(AA、AO、BO、BB、OO、AB)を調べることができるといいます。

本調査では、A型、B型、O型、AB型の4つの血液型に分類し、それぞれに該当する人の推定割合を都道府県別に算出し、数値化しました。

A型の人の割合が相対的に高い都道府県は、1位「鳥取県」(53.1%)、2位「熊本県」(52.7%)、3位「滋賀県」(47.6%)、4位「長崎県」(46.2%)、5位「岡山県」(45.7%)という結果になりました。上位には九州や中国、近畿エリアなど西日本の県が多くなったそうです。

B型の人の割合が相対的に高い都道府県は、1位「宮城県」(30.6%)、2位「山形県」(29.9%)、3位「和歌山県」(28.9%)、4位「青森県」(28.3%)、5位「岩手県」(26.9%)という結果になり、東北エリアの県が上位を占めていました。東日本の県が相対的に高く、A型と逆の結果となったそうです。

O型の人の割合が相対的に高い都道府県は、1位「岩手県」(40.4%)、2位「島根県」(40.0%)、3位「福井県」(38.8%)、4位「佐賀県」(35.7%)、5位「秋田県」(35.6%)という結果になりました。A型やB型のように特定エリアに偏りはなく、全国に広がっていることが見受けられたといいます。

AB型の人の割合が相対的に高い都道府県は、1位「高知県」(19.2%)、2位「石川県」(17.4%)、3位「鹿児島県」(16.4%)、4位「群馬県」(14.7%)、5位「鳥取県」(14.3%)という結果になりました。AB型もO型と同様に特定のエリアに偏りは見られなかったそうです。

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