夜に浮かび上がるタワーマンションの無数の窓明かり。画面手前から奥に向かって等間隔に並ぶ街灯、ベンチ、そしてフェンス。それらが水溜まりに映り込み、“上下対称”の息をのむような美しい光景を生み出しています。
「豪雨の後の東京夜景がカッコ良すぎて異世界…!!」というコメントを添えてTwitterに写真を投稿した「やまちゃん⋆ ☄︎. ·˚ *(@S_Y_yama)」さんに撮影方法などについて伺いました。「やまちゃん⋆ ☄︎. ·˚ *」さんは、普段から水やガラスなどの反射(リフレクション)を生かした印象的な作品を生み出しているフォトフグラファーです。
—撮影場所、日時を教えてもらえますか?
「東京の晴海というところで、カメラ好きの間では知られたスポットです。3月19日の23時頃、雨上がりのタイミングを狙って撮影しました」
—撮影機材、撮影方法は? 調整もしていますか?
「NikonのZ6IIで30秒露光しております。レタッチに関しては、煌びやかに見せられるように明るめに調整しました」
—この写真を撮る際に特に気をつけたことや、意識したことは?
「水溜まりに反射していますので、風で水面が波立ってしまうと綺麗に撮れません。波が落ち着く瞬間を待ちました」
—写真の美しさに驚いた人たちからは「圧巻」「本当に綺麗」「かっこよすぎる」という反響が続々と寄せられています。ご自身としては、手応えはいかがですか?
「いつもリフレクションで多々反響を頂いているので、今回も大変嬉しく思いました」
—今後撮ってみたい題材や、思い描くビジョンは。
「いろんなところに撮影に行って目にした感動を、見てくださる皆様に伝えられたらなと思います!」
写真の表現の幅をグッと広げるリフレクションという技法。「やまちゃん⋆ ☄︎. ·˚ *」さんはこれまでもTwitterやInstagramで、リフレクションを効果的に使った東京の夜景を数多く発表しています。
【Twitter】https://twitter.com/S_Y_yama
【Instagram】https://www.instagram.com/yamayu517