子育てのストレス…「共働きの親」よりも「専業主婦」の方が強く感じている!? 子育ての幸福も感じにくく 

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家にいる時間が長い分、負担が少ないと思われがちな専業主婦の育児。しかし、「株式会社Countel」と「ベビカム株式会社」が共同で行った「子育て中の悩みの実態調査」によると、専業主婦は「共働きの親よりも子育てについて感じるストレスを強く感じている」可能性が示唆されました。

2022年1月24日から2月1日の期間で、妊娠・育児中の女性(189名)と男性(5名)を対象に、妊娠・育児サイト「ベビカム」上のWebフォームより回答を得た調査です。

3歳児以下を子育て中の親に「育児をしていて、ストレスだと感じる主な理由はなんですか」と尋ねたところ、「忙しさで1人の時間が少ない」と回答した人が75%で最多に。次いで「イヤイヤ期など、子供から受けるストレス」が40%、「パートナーの協力が不十分」が39%と続きました。

そこで、専業主婦と共働きの親それぞれに対して、「子育てを通じて感じるストレスの大きさを10段階で表してください」と聞いたところ、共働きの主婦が「10段階中、5段階目」が最多だったのに対して、専業主婦は「10段階中、8段階目」が最多という結果に。専業主婦は、共働きの親よりも、子育てについて感じるストレスを強く感じている可能性がみられたそうです。 

また、専業主婦と共働きの親それぞれに対して、「育児をしていて楽しかったり、幸せだと感じますか。その大きさを10段階で表してください」と聞いたところ、共働きの主婦は「7段階目~10段階目」に回答が集中した一方で、専業主婦は「5段階目~8段階目」に回答が集まるという結果になりました。この結果から専業主婦は、共働きの親よりも子育てに対する幸福が感じにくいという現状がある可能性がみられたといいます。

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調査を行った同社は、「共働きの家庭は実働では忙しい一方で、ストレスなどメンタルヘルスの面においては、外の人々とコミュニケーションを取ることで気分転換が可能」とする一方で、「専業主婦はどうしても外部とのコミュニケーションが不足しがちとなってしまう状況があり、その点において1日中子育てに向き合わざるを得ないことから、ストレスの蓄積、幸福度の低下など『産後うつ』発症のリスクにつながっていることが言えます」と述べています。

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