病院嫌いの柴犬が、診察台でうっとり顔に 「さすがプロ」看護師さんのマッサージにメロメロ♡

はやかわ かな はやかわ かな

「動物病院の看護師さんに手籠めにされる犬」というつぶやきと共に、1枚の写真をツイッターに投稿した、カオルさん(@benibaraxxx)。そこに写っていたのは、動物病院の看護師さんに頭頂部をなでられ、うっとりしている柴犬の姿!診察台で何が起きたのか?飼い主さんにお話を聞きました。

さすがプロだなと

うっとりしたその可愛い表情に、「手練れの技にテロりんこ♡」「飛行機耳。にっこにこ笑顔だね!」といった称賛のリプライも多数寄せられたワンちゃんは、オルカちゃん。1歳3カ月になる柴犬の女の子です。

この日、年に1度のワクチン接種のために動物病院を訪れたオルカちゃん。実はオルカちゃんは病院がかなり苦手。このときも行きの車中で目的地が病院だと気づき、「無」の表情になっていました。

そんな病院嫌いのオルカちゃんと、「流石プロだなと思いますよね」という絶賛のリプライも寄せられていた看護師さんのゴッドハンドについて、飼い主のカオルさんにお話を伺いました。

ーーオルカちゃんは動物病院がかなり苦手なんですね…。

「そうなんです。いつもは診察の順番がくるまで車中で待機するのですが、以前、待合室で待ったときも、犬ってこんなにビビッた顔をするんだなぁと感心するほど情けない顔をしておりました…。たまに先生がご自身で呼びに来てくださるのですが、白衣の先生を見た瞬間、オルカはヒィィーッ!とわかりやすい反応をします。なので、診察台に乗せられただけでヒィンヒィン鳴いてしまい、看護師さんや先生にも笑われてしまう始末です…。

今回は年1回のワクチン接種だったのですが、看護師さんがどうにかなだめようと、いろんな箇所をなでてくださった結果、だんだん耳が下がっていき、幸せ~とばかりに目を閉じていました。診察台の上でそんな状態になったのは初めてだったので飼い主は、こりゃたまげた!とばかりにビックリしました。オルカには申し訳ないけれど、怖がってる様子も可愛いので写真を撮っていたのですが、予想外の展開でした。先生はこの間も淡々と注射の準備をし、看護師さんは笑顔でなで続けてくださいました」

ーーゴッドハンドの看護師さんはどんな方なのですか?

「ニコニコしていて穏やかで、診察がスムーズに行くようにアシストしてくださる優しいお姉さん、という感じの方です。犬飼いの友人から紹介してもらったとても評判のいい病院なのですが、おてんば娘のオルカは、初めて行った子犬期からジタバタ抵抗しまして。当時もこの看護師のお姉さんが、あらあら…と言いながら上手いことおとなしくさせてくれました」

ーーさすが!そんな看護師さんのハンドテクニックというのは…?

「マズルの横やアゴをこしょこしょしたり、爪で軽くなでてから、オルカがリラックスしてきたところで頭頂部をこしょこしょすると、今回投稿した写真のような感じで、完全に落ちました(笑)。体というより顔周りで陥落させていらっしゃいました」

ーー顔周りがポイントなんですね。普段のオルカちゃんはどんな柴ちゃんですか?

「人にもワンコにも懐っこくて、遊びたくて突撃してしまうほどフレンドリーです。良くも悪くもあざと女子な性格で、特に人間の男性にはしなっと寄り添い、可愛いお顔でおやつをねだったり遊びを要求します。あざといなーと思いますが、飼い主は日々それにやられっぱなしです」

ーー男性のドッグトレーナーさんのことも大好きなのだそうですね。

「生後3カ月で初めてワクチンを打ちに行った際、『この子はしつけをがんばらないと噛む犬になるよ』と獣医さんから言われ、そりゃ大変だと藁にもすがる思いで通い始めたのが今のしつけ教室でした。最初は反抗的でしたが、『初めてアタシのことを叱ってくれた…キュン♡』と思ったかどうかわかりませんが、急に先生にベッタリになりました。恋する娘のためなら…みたいな心境で、今もしつけ教室に通ってるところもあります」

ーー撮影後、今回は平常心で注射を受けられたのでしょうか?

「ゴッドハンドのおかげか、少しヒィンと言っただけで、今回はだいぶ大丈夫な感じでした」

◇ ◇

苦手な病院の診察台ではいつも、怖くて鳴いてしまうジョシーバ(女子柴)、オルカちゃん。とはいえ、看護師さんのゴッドハンドがあれば、どうやら怖さは激減するようです。ちなみに、「何かが起きない限り、しばらくは動物病院に行く予定はありません」と、飼い主さん。ひとまずは安心ですね、オルカちゃん!

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