「嘘だろっ!?」病院に到着した猫が「びっくりレベル超えた」顔に 恐れていたのは?飼い主に真相を聞いた

はやかわ リュウ はやかわ リュウ

「病院に着いたときの顔です」とつぶやき、ツイッターに写真を投稿した、飼い主さん(@_zrsn)。そこに写っていたのは、「嘘だろっ!?」「謀ったな!」という心の叫びが聞こえてきそうな驚き顔の猫ちゃん!

猫ちゃんが恐れていたのは「病院」じゃなかった!?飼い主さんに話を聞きました

「信じてた人に裏切られたときの顔」「びっくりのレベル超えてますね(笑)」「BGMが火曜サスペンス劇場のテーマ曲になるやつ」「眼科行って網膜剥離ですねって言われた時のおいらw」といったリプライも寄せられた猫ちゃんについて、飼い主さんにお話を伺いました。

ーー猫ちゃん、見事な驚き顔ですね!こちらは病院に到着したときの様子なのだとか。

「この猫は身体が弱く、しかも慢性化している目の炎症がよく悪化するため、動物病院で定期検診を受けています。これはその定期検診に連れて行った際の写真なのですが、猫を病院に連れていく際はペットキャリーに入れ、運転する人間とは別に、後部座席で猫を見ている人間が同乗して、万が一、猫がシートの下などを通って運転手の足元に行くことなどがないよう、事故の元になりそうな事態は避けています。

この日は病院に入る直前、キャリーから出たいと車内で騒いだため、クールダウンをさせるのにいったん後部座席に放っていたのですが、そこが病院の駐車場であり、目に入った建物が病院であることを理解したようで、『ワォーゥッ!』とデカい声で悲痛に鳴いた瞬間の顔です。思わず爆笑していました」

ーー猫ちゃんはやはり「病院」が苦手?

「実はもともと病院が嫌いだったわけではなく、むしろ知らない人間に会える病院が好きでした。人間も他の動物も大好きで、『世界!こんにちは!猫ですよ!』といった感じの生き方をしていて、獣医さんに飛びかかってしがみつき、獣医さんをメロメロにしていたほどです。ただ、熱を測るためにお尻に体温計をブチ込まれてから世界の厳しさを知ったようです…ウケますね」

ーーつまりあれは、「ここは…お尻に体温計のとこだ!」と悟った顔なんですね(笑)。猫ちゃんはどんな経緯でお家に迎えられたのですか?

「猫は今年の11月あたりで3歳になる女の子なのですが、当時生まれて1~2カ月程度の、目がぐじゅぐじゅな野良だったこの猫が母の足元に近寄り、鳴きまくっていたそうです。そのとき母は予約していた歯医者に行くため、銀行かATMにお金を下ろしに行っていたそうなのですが、母の足元から離れた後、今度は駐車場に向かったため、『だめー!!』と絶叫した母により、『さ、家に帰るよ!』と連れ帰られました。

その後、家に帰った母は私の妹に猫を預け、妹はしばらくの間、24時間体制で猫の看病と世話をしてくれました。猫は妹をママだと思っており、特別大好きなようです。猫は家族からも可愛い可愛いと育てられて、現在に至ります」

ーーお母さまに出会えて良かった…。ちなみに、そのときお母さまが予約していた歯医者さんは…?

「『急用ができてしまったから行けなくなった』と、電話口で猫の鳴き声を響かせながら予約の取り消しをしたそうです」

◇ ◇

猫ちゃんはその後、無事に検診を受けることができたそうです。

「この猫はとても単純で純粋な子なので、帰りの車中でもキャリーの中から外を見てエンジョイしていて、ずっとご機嫌でした。病院がどうこうというよりは、帰宅後、『ワンチャン外に出られるのでは!? 猫はいけますよ!!』というアピールを無視して家に入れたときがいちばん、ジトッとした目でした」(飼い主さん)

着いたところが動物病院だと理解した途端、「びっくりのレベルを超えた」顔で猫ちゃんが恐れていたもの。それは「注射」でも「お医者さん」でもなく、「お尻に体温計を入れられること」だったようです。

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