柴犬の行く手を阻む「門番がヤバい!」散歩中にフリーズ この後どうなった? 飼い主に聞いた

はやかわ かな はやかわ かな

「ここを通過する自信がない飼い主と犬」というつぶやきとともに、1枚の写真をツイッターに投稿した、ぽんぽんポン助さん(@ponpon_PONSUKE_)。

そこに写っていたのは、雪が残るのどかな土手道を散歩中の黒の豆柴と飼い主さん…の行く手に待ち受ける、2匹の強そうな猫の姿!果たしてこの後どうなったのか、飼い主さんに聞きました。

行く手を阻む門番は、猛者の風格!

行く手を阻む、数多の死線をくぐり抜けたかのような風格の2匹の猫ちゃんたち。黒い豆柴と飼い主さんは、どうやら彼らの縄張りに侵入してしまったようです…。

「完全に縄張りでしたね」「門番がやばそう」と、一触即発の様子に震えるリプライが殺到しました。

「歴戦の猛者の風格をした門番がいますね」
「左の猫、中ボスクラスの雰囲気漂わせてて草」
「挑みましょう!やればできるはず!中央突破で!」

「無事通過できたのでしょうか?」という心配の声も寄せられていたのは、ポン助くん。丸くてつぶらなお目めが可愛い、もうすぐ4歳になる黒い豆柴の男の子です。ポン助くんと飼い主さんはこの後どうなったのか?飼い主さんにお話を伺いました。

ーー写真からも緊張感が伝わってきますね…。

「いつもの散歩道をいつものように散歩していたところ、前方に2匹の猫がいました。同時に2匹の猫に遭遇するのは初めてだったので、せっかくだからとケータイを構えました。しかし、ケータイ越しに見た猫はとても大きく、ゆっくりと動きながら舐めるような目つきでこちらを見ており、可愛いというより怖さを感じたことを覚えています。嫌な予感といいますか…。さらにこの道は一本道であることに気づき、逃げ道がないという事実に息を飲みました…」

ーーそのときのポン助くんの様子は…?

「最初は尻尾をフリフリして、少し前かがみになって興奮していましたが、私が立ち止まると、その場に静止し、尻尾もゆっくり動く程度になりました。そのときの様子を後ろから撮ったものが今回の写真です。同時に2匹もの猫に出会うのが初めてだったのと、飼い主の動きが止まったことで、少し警戒していたのかもしれません」

ーー普段のポン助くんはどんなワンちゃんですか?

「基本的にビビりなので、物音や動きにビクつくことがよくあり、思いも寄らない場面でビクッとなるので驚きます。ポン助には申し訳ないですが、笑わせてもらっています。

たまに散歩で猫や犬と出会ったときも、遠くから眺めて、相手が近づいてきたらちょっと逃げて身構えます。でも老犬や小さい犬に対しては分かるのでしょうか?堂々と挨拶します。猫は取り扱いがわからないのか、自ら近づかず様子を見ます。でも楽しいのか尻尾は振っています。猫ちゃんが1匹だけのときは大丈夫そうです」

ーービビりだというポン助くんが撮影後どうなったのか、とても気になります…。

「この道の先には、ポン助がトイレにしているスポットがあるんです。相手に背中を見せて、もと来た道を戻る恐さもあり、どうしても進まなくてはいけませんでした…。飛びかかってきたらどうしようという恐怖心はありましたが、固まったポン助を少し高めに抱きかかえ、ゆっくり歩いて中央突破しました」

ーーおおっ…。

「猫は我々が真横に行くまでその場を動かず、こちらを見上げておりました。威嚇はされず静かでしたが、普通なら人間が近づけばすぐ逃げそうなのに逃げなかったので、やはり普通の猫とは違うと感じました。2メートルほど先でポン助を下ろして振り返ると、2匹はこちらを見ていました。我々は足早にその場から離れました。その後は特に追っかけてくることもなく、無事に終わりました」

◇ ◇

行く手を阻む強そうな門番たちの姿にフリーズしていた、黒の豆柴、ポン助くんと飼い主さん。緊迫した状況が伝わる回答からも、門番たちがただ者じゃないことがわかります。

もしまた強面の門番たちに遭遇したら?とたずねたところ、「道路に出て大回りするか反対側に行くか、早めにわかれば別ルートで進むと思います」と、飼い主さん。門番の猫ちゃんたち、くれぐれもお手やわらかに!

■ポン助くんのYouTubeチャンネル「ぽんぽんポン助」

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