1月14日、大阪市・上本町に人気焼肉店「道頓堀みつる」の上本町店がオープンした。
みつると言えば上質な黒毛和牛を一頭買いで仕入れリーズナブルに提供することで話題のお店。これまで道頓堀本店、心斎橋店などミナミエリアを中心に展開してきたが、このたび初の天王寺区出店となった。
立地は駅直結の商業ビル「うえほんまちハイハイタウン」の西隣。以前、有名和食店が入っていた3階立てのビルがまるごとみつる上本町店だ。
店に入ってまず目についたのは忙しく走り回る「配膳ロボ」。
注文したメニューを各テーブルに運ぶだけでなく、食べ終わった食器を置くと持って帰ってくれるという優れもの。ロボットと言ってもPepperくんのようにやかましくなく、寡黙に働き続ける姿に好感度大だ。
飲食業の進化に驚きつもとりあえず肉をいただきはじめる。
みつるは何度も利用しているが、いつ来ても嬉しいのが前菜や生もの一品料理の豊富さ。今回の取材でも「薄切りタンてっさ」や「肉寿司」などついつい多めに注文してしまったが、いずれも目にも舌にも美味しい絶品。
もちろん、焼肉のクオリティーにも目を見張るものがある。
サーロインを中心に希少部位、上赤身を中心に構成された「みつる盛り」は山盛り500gでなんと6599円(税込)。肉の選定から肉さばき、調理までそれぞれ専門のプロフェッショナルが手がけているだけあってどの部位も上質そのもの。上品であっさりしたタレでいただくと赤ワインが進む進む。
肉に飽きたら海鮮に一時避難もできる。「ほたてバター」を注文したが、ミナミの口の肥えた客層に応えてきたみつるだけあって、魚介も新鮮だ。
締めもライス、卵かけごはん、ビビンバ、ラーメンといろいろあるが、特におススメするのはレモンたっぷりの冷麺。
肉を食べ続けて多少脂っぽくなった口をリフレッシュしてくれる逸品だ。大食いに自信のある人なら、これを中間に挟めば2倍は肉を楽しめるやもしれない。
座敷やゆったりしたVIPルームもあるので、デート、女子会から宴会まで幅広く使えるみつる上本町店。
上本町はミナミに比べるとやや落ち着いたエリアだが、新歌舞伎座や近鉄百貨店、シェラトン都ホテルがあったりと、ちょっとしたお出かけや観光で訪れる方は多いと思う。次に上本町を訪れる際はぜひ訪れていただきたい期待のニュースポットだ。
道頓堀みつる 上本町店
所在地:大阪市天王寺区上汐3-1-3
営業時間:11:00~23:00(l.o.22:00)
公式サイト:http://dotonbori-mitsuru.com/