ももみは2歳を過ぎたころから急におしゃべりが上達し始め、2歳半を迎えた現在はびっくりするほど受け答えが成立するようになりました。赤ちゃんのころからよく泣く子で、以前は何が不満なのかわからずに途方に暮れてしまうこともありましたが、現在は「不満の原因」だけはなんとなく伝えてくれるようになったので、お互い少し楽になってきた気もします。
それにしても、子どもの「言い間違い」って、微笑ましくありませんか? 一生懸命おしゃべりしてくれるこの時期特有のものだと思うのですが、とても貴重な可愛さって感じがします。
「とうもころし」「おすくり」のような誰もが通る王道の言い間違いもあれば、その子特有の独創的な言い間違いもありますよね。いつも一緒にいる家族はなんのことだかわかっても、ほかの人が聞くとちんぷんかんぷんだったりもします。
現時点でのももみの最高傑作は「マヨネーズ」がなぜか「ずまよ」になってしまった例でしょうか。もう文字数も語感も無視し、3文字のイメージしか残っていないという…。最後の文字が最初に来ているし、いやほんと、なんでそうなった!? 途中の文字がひっくり返る程度なら理解できるのですが、そこまで「なんとなくのイメージ」で表現されると、逆になんでそれでいいと思った!?と聞きたくなります。
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ライター・漫画家のタカミ織が、2歳半になった眉間にシワが寄りがちな娘「ももみ」との、てんてこ舞いな日常を4コマ漫画で綴っています。