ゴッサム・シティ生まれ? アメコミ好きケンコバ、京王線乗客刺傷のジョーカー男に言及 「DCファンとしてすごくイヤ」

黒川 裕生 黒川 裕生

スーパーマンやバットマン、ワンダーウーマンなどを擁するアメコミ出版社DCの世界巡回展「DC展 スーパーヒーローの誕生」が12月18日から、大阪の商業施設グランフロント大阪 北館 ナレッジキャピタル イベントラボで始まります。17日にはオープニングセレモニーが行われ、熱心なDCファンだというケンドーコバヤシさんのほか、NMB48の上西怜さんと安部若菜さんが駆けつけました。

セレモニーでは司会者から「DCの大ファンなんですよね」と振られたケンコバさんが「ファンというより大阪のゴッサム・シティ(バットマンの舞台である治安が悪めの都市)生まれなんで…」と早速ジャブ。そんなケンコバさんも映画の衣装や小道具、コミックの原画など貴重なアイテムが一堂に会した展示内容には素直に感銘を受けた様子で、「アメコミの世界ってなんでこんなにかっこいいんだろう、とあらためて感じました。バットポッド(バットマンが操縦する特殊車両)の実物には男心をくすぐられましたね」と声を弾ませました。

DC初心者という上西さんは「実際に使われたコスチュームがすごい迫力で、映画の世界に入り込んだようでした。ビギナーでもきっと楽しめると思います」と笑顔で語り、安部さんも「ハーレイ・クインが大好きなので、本物の衣装を見られて嬉しかった。見た目も動きも本当に憧れます」と喜んでいました。

一方、10月31日に起きた京王線の乗客刺傷事件では、容疑者の男が「バットマン」のヴィラン(悪役)であるジョーカーへの憧れを口にしていたといい、事件を起こした時も似た衣装を着ていたことが話題になりました。ケンコバさんは「本当のファンからしたら、すごくイヤですね」と苦い顔でコメント。「何らかの抑止力になれば、と思って実は普段から自主的にあちこち見回りしてるんですよ。俺がいたら他の変質者が寄ってきませんから。言ってみればダークヒーローです」と冗談を交えながら胸に秘めた真偽不明の熱い思いを覗かせました。

大阪の「DC展」は日本では東京、福岡に続き3会場目。期間は2022年2月23日までで、その約2週間後の3月11日にはバットマン映画の新シリーズ「ザ・バットマン」が日本でも公開予定です。ケンコバさんは「バットマンの映画って底抜けに暗くて、そこがたまらなく好き。また底抜けに暗いヤツを期待したいですね」と話していました。

「誰と来たいですか」という記者からの質問には、上西さんは「兄」、安部さんは「母」と答えましたが、ケンコバさんが「そらアイドルはそう言うしかないですやん。俺はナンパに成功した女と来たいですね!」と発言した瞬間、スタッフの判断で会見は打ち切られてしまいました。

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「DC展」の入場料は一般が当日1800円、前売り1500円、中高生は当日1200円、前売り1000円、4歳から小学生が当日700円、前売り600円。3歳以下無料。1月1日休館。詳しくは公式サイトなどで。

DC SUPER HEROES and all related characters and elements © & ™ DC WB SHIELD: © & ™ WBEI. (s21)

【公式サイト】https://artofdc.jp/

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