関東を中心に中部や関西地方にも展開しているカリスマ的スーパーマーケット・成城石井。オリジナルブランドや自家製のお惣菜のクオリティの高さには定評があり、良質な食材・食料品を多くランナップしています。このラインナップを実現させているのが成城石井の目利きのバイヤーであり、いずれも選び抜かれた商品を多数販売しています。
この年末年始、「寒いし外に出たくない」「せっかく掃除したキッチンを汚したくない」「せっかくの休み、疲れるようなことはしたくない」といったニーズは多いと思いますが、こういった「外にも出たくないし、料理もしたくない」ニーズにピッタリなのが、前述の成城石井のバイヤーによって選び抜かれた和・洋双方のセレクトセット。
およそ3000円で揃いますが、調理することなく晩酌のお供にすることができる上、ちょっとした「家飲み」仲間の手土産にも最適のようです。さらに成城石井では、これらのセレクトにペアリングできる酒類も多く取り扱いがあり、この和・洋双方のセレクトに合う日本酒・シャンパンなども提案しているとのこと。
今回は、これら成城石井のバイヤーセレクトにならってゲットしてみました。さっそく試食しレビューしたいと思います!
成城石井・バイヤーセレクト(和食)は、日本人なら誰でも好きなものばかり4種類!
まずは和食のセットから。3000円(税別)で揃うセレクトセットの内容は以下の通りです。
●成城石井 一番だしをとった六種具材入り松茸茶碗蒸し
●成城石井出雲おでん
●博多まるきた あごおとし明太子
●成城石井 北海道仕込のやわらかチーズ帆立
「成城石井 一番だしをとった六種具材入り松茸茶碗蒸し」は湯煎か電子レンジのチンですぐにいただけるものですが、松茸スライスが3枚を含む6種の具材が入ったもの。結構食べごたえのあるものでしたが、その一方、鹿児島県枕崎産の鰹節などによる一番だし・化学調味料不使用のおかげで後味も軽く、サラッといただける逸品でした。
続いて「成城石井出雲おでん」をいただきます。ゴロッと大ぶりなおでんタネに目を奪われますが、味も最高で、口にした瞬間、思わず「うまい」と声に出てしまうほどでした。トビウオのちくわや、境港産のアジやイカを使った具材を飛魚だし・昆布・かつおベースに島根産木桶醤油で味付けしたスープで仕上げられているようで、家庭でいただけるおでん食材の中では、やはりワンランク上の味を楽しむことができます。このおでんも化学調味料不使用のようです。
さらに「博多まるきた あごおとし明太子」をいただきます。「あごが落ちてしまうほど美味しい」というのがこの明太子の名の由来のようで、粒が大きく旨味も強い真子を使用しているとのこと。ピリッとした辛味と、明太子本来の旨味が絶妙に絡み合い、ご飯にピッタリのおかずにもなるように思いました。
そして、お酒のおつまみにピッタリの「成城石井 北海道仕込のやわらかチーズ帆立」。まず口当たりが柔らかく、カットされた北海道産の帆立と濃厚なチーズが独特の「大人の味」を醸し出しており日本酒はもちろん、ワインにも合いそうな逸品でした。
成城石井によると、これらのバイヤーセレクト(和食)のペアリングに最適のお酒として、日本酒の「出羽桜 特別純米 よいと」をプッシュしているとのこと。スキッとした口当たりでありながら、特別純米酒ならではの風味もあり、確かに今回のバイヤーセレクト(和食)のいずれの食材にも合うお酒でした。年末年始、お家でしっぽり飲むお酒としては確かに最適の逸品だと思いました。
成城石井・バイヤーセレクト(洋食)は、かなり贅沢なおつまみが3種!
続いて洋食のセットもいただきます。3000円(税別)で揃うセレクトセットの内容は以下の通りです。
●成城石井桜燻しのスモークチーズ
●成城石井プロシュートクルードスライス10ヶ月熟成
●成城石井 スモークサーモン スライス
まず「成城石井桜燻しのスモークチーズ」からいただきます。メインの料理をいただく前後、口寂しい際に軽くつまむのにピッタリのチーズで、燻した風合いとチーズの濃厚な味がベストマッチ。シャンパンはもちろん、赤ワイン・白ワインいずれにも合いそうな味でした。
続いて「成城石井プロシュートクルードスライス10ヶ月熟成」は、とろけるような食感のプロシュートの極薄のスライスで、これまたお酒に合う逸品。聞けば、イタリアのアペニン山脈で作られたもので、塩漬けにはシチリア産の海塩を使っているとのこと。このプロシュートをいただけば、ここはお家ではなく、はるか遠くイタリアにいるかのようです。
そして「成城石井 スモークサーモン スライス」。プロシュートと交互にバランス良くいただくことで、かなり贅沢な気分になれるもので脂が乗ったサーモンの口当たりがまさに美味! こちらはシャンパンや白ワインにドンピシャの味だと思いました。
成城石井では、このバイヤーセレクト(洋食)のペアリングのお酒も提案しており、「シャンパーニュ ルイ ドゥ ヴァランシー」というシャンパンがオススメとのこと。いただいてみると、繊細な泡立ち・軽い口当たりのウブな印象なのに、どことなく酸味もあり、豊かな気分にさせてくれるものでした。
バイヤーセレクト(洋食)にズバリ合うのはもちろん、年末の慌ただしい時間が落ち着いた際の一杯としても良いですし、お正月のおせちなんかにも合いそうなシャンパンでした。
たった3000円ほどで、複数の人たちが味わうことができる成城石井のバイヤーセレクト
これらバイヤーセレクト(和食・洋食)ですが、いずれも慌ただしかった1年の疲れを癒すオードブルとして、またお正月のおせちに加えるおつまみとしてピッタリのセレクトだと思いました。ちなみに、バイヤーセレクト(和食)は2名で十分いただくことができ、バイヤーセレクト(洋食)は3〜4名でいただけるもの。これでおよそ3000円(税別)というのは、かなりのお値打ちではないでしょうか。
このバイヤーセレクト以外にも成城石井では「特別な時間」を過ごすための食材・食品・惣菜などがたくさんあります。ぜひこの年末年始、お家で過ごす特別な時間のお供として、成城石井を覗いてみてはいかがでしょうか。