京都・祇園でプレミアムなサムギョプサルを… スタイリッシュな空間で山海の美味を味わう

中将 タカノリ 中将 タカノリ

11月12日、京都・祇園に韓国料理店「祇園 かんかんでり 麗(れい)」がオープンした。同店はサムギョプサルスンドゥブを中心に、京都ぽーく、丹波地鶏、京野菜など京都産の食材にこだわった、ちょっとプレミアムな韓国料理店とのこと。

神戸在住なので、以前は関西ならどこへでも美味探訪していた僕だが、近年のコロナ禍で祇園はすっかりご無沙汰。この機会に久しぶりに足を運ぶことにした。かんかんでりは白川筋と花見小路通りが交わる少し西側。繁華街ではあるがちょっと落ち着いた大人な風情が楽しめるエリアだ。

竹木があしらわれた和韓折衷の趣きある玄関をくぐれば、そこななんとも上品な空間。1階は大きな鉄板を前にしたカウンター主体、2階は個室が中心のフロアとなっている。今回は2階に通してもらったが、個室は大小ともに広々としてしていてちょっとした宴会から女子会、デートまで幅広く楽しめそう。

京都ぽーくの厚切りバラとロースのサムギョプサルは脂身に甘みがあって上々の肉質。韓国風の流儀に従って京野菜で包み、プレーン、辛味噌、旨塩、自家製だれ、いずれか4種類のタレにつけていただく。

そいつを白ワインで流し込めばもちろん美味い。豚だけでなく黒毛和牛や丹波地どり、京鴨までサムギョプサルで楽しめ、果てにはチーズをたっぷりからめる「海老ロールサムギョプサル」というミクスチャーも。

焼きに飽きたら新鮮な牛刺しやフェ(韓国風刺身)もあるし、ナムルや冷麺もあってオードブルから締めまで至れり尽くせりのメニュー構成。

お酒も基本的なビール、チューハイ、焼酎からワイン、ウイスキー、マッコリまで種類豊富に揃っているのが嬉しい。"プレミアム"という触れ込みだけあって、そこらへんのサムギョプサル屋や焼肉屋とはちょっと次元の違う空間だ。

取材は取材なんだけど、飲んで食べて思いのほか楽しませていただいた「祇園 かんかんでり 麗」。ランチタイムには9品のおかずにメイン料理やごはん、韓国茶が付く「九節板(クジョルパン)」を提供しており、3階にはリーズナブルに食べ放題・ビュッフェスタイルでスンドゥブ、サムギョプサルを楽しめる「韓辛DELI 祇園」も。

ぜひ多くの人に幅広い用途で楽しんいただきたい京都・祇園のニュースポットだ。

「祇園 かんかんでり 麗」
所在地:京都市東山区新橋通大和大路東入ル2丁橋本町391 二古都ビル1階~2階
電話番号:075-744-1063
営業時間:ランチ11時30分~15時、ディナー=17時~24時

「韓辛DELI 祇園」
所在地:京都市東山区新橋通大和大路東入ル2丁橋本町391 二古都ビル3階
電話番号:075-744-1063
営業時間:17時~24時

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