まるで水墨画 真っ白な木々を抜け橋梁を走るローカル線  福島の美しい冬を切り取った一枚が話題に 「この景色ほんと眼福」

中将 タカノリ 中将 タカノリ

クリスマス、そして年末年始と列島は厳しい寒波に襲われたが、先月撮影された、東北地方の冬の始まりを映し出した一枚の美しい写真がSNS上で大きな注目を集めている。「東北の厳しい冬が始まろうとしている」というつぶやきとともに写真を投稿したのは、写真家のzookomiさん(@zookomi0124)。これまでに自然、街、文化等をテーマに数々の作品を発表している。

全国的にも11月は急速に冷え込んだ時期だったが、やはり東北地方の冷え込みは北国そのもの。木々も電車の走る橋梁も真っ白な雪におおわれたこの美しくノスタルジックな写真に、SNSユーザー達からは

「この景色ほんと眼福です〜!」
「幻想的ですね 冬はこの塩梅で枝に雪が乗っている時があまりなくて、なかなか撮影できない印象なのですごいです。」
「九州の俺には見た事のない景色だ。幻想的に見えても住んでる方達には厳しい寒さの季節になるだな。」
「ほんとに寒そう。もう頭の中まで凍りそうです。これが序盤の東北の様子ですか?本格的な冬の中盤になったら一体どんな風景になるんだろう」

など数々の絶賛のコメントが寄せられている。

zookomiさんにお話をうかがってみた。

--このお写真はどちらで撮影されたものでしょうか?

zookomi:福島県の三島町というところで撮影しました。この町は夏の霧、秋の紅葉、冬の雪と年中写真が楽しめる場所です。

--撮影したころの東北での寒さの体感についてお聞かせください。

zookomi:ぐっと冷え込みが強くなりました。比較的温暖な宮城でもストーブが欠かせない毎日でした。

--これまでのSNSの反響へのご感想をお聞かせください。

zookomi:SNSでの反応は、「美しい」という反応と、「またこの季節が…」という反応、「寒そう」といった、住んでいるところや肌感が伝わるような反応がたくさんありました。様々な反応があるなと、楽しみながら見させていただきました。

◇ ◇

自然の厳しさと美しさを併せ持った東北地方の冬。読者のみなさんがお住まいの地域ではどのような冬の景色が見られるだろうか。なおzookomiさんは日ごろ、SNSやブログを通じて東北地方を中心にさまざまな地域で撮影した写真を公開している。ご興味のある方はぜひチェックしていただきたい。

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