4割が「自然に生みたい」 無痛分娩の実施は少数派 出産トレンドに大きな変化なし

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子育て支援アプリを運営している株式会社カラダノートは、アプリユーザーを対象に「子育て世代の出産トレンドに関する調査」を実施。希望していた分娩方法を聞いたところ、約半数のママが自然分娩を希望していたことがわかりました。

2021年10月から11月にかけてインターネット経由で調査を行い、284人から回答を得ました。

「希望した分娩方法はありましたか?」の質問に対し、約53%が「自然分娩が希望だった」と回答。その理由として約4割が「自然に産みたい」と答えました。具体的には「赤ちゃんが生まれたいタイミングで生まれるのが良い」といった自然の流れに任せたいという気持ちや、「初めてだったので陣痛の痛みを感じたかった」といった意向があることがわかりました。

▽無痛分娩を希望したママは全体の約9%だが…実施率は約4%

無痛分娩を希望するママは全体の約9%を占めましたが、実施率は約4%という結果となりました。実施できなかった20人について背景を聞くと、「母子の健康状態(9人)」「金銭的な問題(4人)」「病院の方針が合わない(3人)」「その他(4名)」といった理由が挙げられました。

▽約20年前から希望する出産方法に大きな変化はなかった

なお今回の調査について、約20年前に実施された同種の調査と比較すると、大きな変化は見られなかったといいます。全体の数値が変動しない背景について、同社は「母子の健康状態によって希望通りにならない実情があるほか、自然分娩を希望する子育て世代の意向がある」と説明しています。

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