「真似っこ子猫」というタイトルの日常漫画に注目が集まっています。漫画を描かれたのは、5歳と3歳の娘さんを育てながらイラストレーター・漫画家として活動するさざなみさん(@3MshXcteuuT241U)。
さざなみさんは、娘さんたちの育児漫画をTwitterやInstagramで投稿されていますが、今回紹介されているのは次女ちゃんにまつわるエピソード。
次女ちゃんを連れて散歩に出かけたさざなみさんは、猫の鳴き真似をして遊ぶ下校中の小学生の女の子たちと出会います。
「楽しそう…」と彼女たちを微笑ましく見るさざなみさん。そんな時、次女ちゃんが小学生たちを真似し始めます。
おそるおそる、小声で鳴き真似をする次女ちゃんでしたが、女子小学生たちの「…ねえ今、ちっちゃく猫鳴いた?」「わたしも聞こえた!」という会話に嬉しくなり、「ウヒャヒャ」と笑い声をあげます。
このような微笑ましいエピソードにツイートのリプ欄は、感動のコメントで溢れました。
「みんな…みんななんてかわいい…優しい世界…」
「尊い……
癒しをありがとうございました」
「優しい世界すぎてなんか泣きそう」
「ママの手をギュッと握って、勇気を出してモノマネした娘さんに敬礼」
「ネコちゃんの真似をする可愛い娘さんにも、小学生の女の子達の優しさにも癒されました」
また、「娘さんの猫マネがメチャクチャ上手くて、本当に猫だと思った可能性も…」という声も。
確かに、漫画を見ると、女子小学生たちは娘さんのことに気づいていながらわざと騙されたふりをしたようにも、本当に子猫がいると勘違いしたようにも見えます。
実際のところはどうなのでしょう?さざなみさんに詳しい話をお聞きしました。
――小学生たちは、本当に「猫がいる!」と勘違いしたのでしょうか?娘さんの真似は猫に似ていましたか?
さざなみさん:正直言って、あまり似ていませんでした(笑)。私と握った手に力を込めながら、うつむきがちにとても小さな声でしたが、しかしハッキリと「にゃーお」と言っていました。
――リプ欄のコメントにもありましたが、緊張していたのに勇気を出してモノマネしたんですね!でも、残念なことに似ていなかったということは、やはり女の子たちは騙されたふりをしていたのでしょうか。
さざなみさん:小学生たちはもともと次女の声だと気づいているようでした。低学年のお子さんだったのですが、「子猫だね」と笑い合っている様子は次女に比べると大人っぽくみえて素敵でした。
――娘さんの反応はいかがでしたか?
さざなみさん:小学生たちの反応に、次女は「ウヒャヒャ!」と大きな声で笑っていました。とても嬉しいときに出す声で、私も嬉しくなりました。
◇ ◇
やはり小学生たちは娘さんの声だと分かっていたようですね。
しかし、ふりであったとしても、それは彼女たちの小さな子への気遣いの現れ。心温まるエピソードであることは間違いありませんね。
なお、今回の漫画は次女ちゃんにまつわるエピソードですが、さざなみさんは漫画で長女ちゃんについても描いています。
さざなみさんに、お二人のエピソードの中でお気に入りはありますかとおうかがいしたところ、「育児漫画は日々の思い出に書きためています。どのエピソードもそれぞれに懐かしく思います」とのことでした。
また、さざなみさんの育児エッセイマンガ『「どんなときでも味方だよ」って伝えたい!親子のコミュニケーション試行錯誤中!』はKADOKAWAより販売されています。
■さざなみさんのTwitterはこちら→https://twitter.com/3MshXcteuuT241U
■さざなみさんのInstagramはこちら→https://www.instagram.com/sizuqphi/
■育児エッセイマンガ『「どんなときでも味方だよ」って伝えたい!親子のコミュニケーション試行錯誤中!』はこちら→https://www.kadokawa.co.jp/product/322009000524/