「ワクチン副反応で寝込む人間を枕元でじっと座って見つめるというこねなりの看病」とTwitterに投稿したのは、 黒猫のこねろく(@nkknrk)さん。そこには、コロナワクチンの副反応で横たわる飼い主さんをじっと見守るこねちゃんが写っていました。
まあるい目の可愛いこねちゃんの様子に「私もワクチン2回目を接種した時、熱はないけど熱くて、ひどい頭痛でした。布団に入って寝てくれないうち子なのに、その日は布団に入ってきてくれました」、「動物って察しますよね。うちの、噛み付くあらぽんでさえ、具合悪くなった私の寝室横の廊下で待機してくれます」という共感のリプライがたくさん寄せられました。
「悲しい時とか弱ってる時とか、人から発せられる気配と言うか匂いを感じ取ってくれてるのかなって思う」
「その猫ほしい…ペット禁止なので飼えないけど…」
「この子の目は心配で一杯って感じです」
「うちは昔風邪で寝てると添い寝サービスがありました」
「黙って側にいてくれるだけでうれしい。飼い主しんどそうだなーってわかってくれてる」
「健気ですね。猫ちゃんなりの看病、可愛いいです」
飼い主の黒猫のこねろく(@nkknrk)さんに、ナースこねちゃんについて話を聞いてみました。
––普段から調子が悪いと心配そうに見守ってくれるのでしょうか。
「黒猫のこねろくさん「絶対にこれは心配してくれてるんだ!と確信できるような感じではないんですが、それとなくずっとそばにいてくれたり、甘えにきてくれたりというのは感じることが多いです!」
––ワクチンの副反応はどんな感じだったのでしょうか。
「モデルナ2回目だったのですが、40度近くの高熱だったのでこねろくも体温の高さを感じ取ったのか、首周りで寝てみたり足元で寝てみたり、温かさをうまく利用していました。熱が二日間下がらずずっと寝たきりだったので、こねろくは遊び相手がいなくてつまらなそうにみえました。抱っこが好きな子なんですが、抱っこをせがまれてもモデルナアームでしてあげられなかったのが辛かったです」
––あのままどれくらいの間、見守ってくれていましたか。
「あの後枕元でこねろくも寝てしまったので結構長い時間でしたね…」
––いつも一緒に寝ているのでしょうか。普段はどんな猫なんですか。
「いつも一緒に寝ています!布団の中の人間の足の間で寝て、暑くなったら枕元で涼んで、また寒くなったら布団にもぐっての繰り返しです。普段は本当に甘えっ子です!最近甥っ子が生まれたのですが、ジェラシーを感じているのか、テレビ電話とかで甥っ子に私が『かわいい、かわいい』とたくさん言うと、たとえ寝ていてもすぐにスリスリ擦り寄ってきて抱っこをせがんできます。ただ単に自分がかわいいと言われてると勘違いしてるのかな…?可愛いし面白くて毎日癒されまくっています」
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いつもは元気な黒猫のこねろくさんのことが心配だったのか、「遊んでくれない、にゃんかおかしい、つまんない」と様子を見に来たのか分かりませんが、何も言わずにじっと横にいてくれるだけで癒されますね。猫が愛される理由の一つかもしれません。