「猫語翻訳アプリ付けて猫をお風呂連れてったけどあってる説あるな」と、今話題の猫語翻訳アプリ『ニャントーク』(ios版『MeowTalk Cat Translator』)の翻訳結果をツイッターに投稿した、ノウェ@プリキュアさん(@nowetwenty)。
猫語翻訳アプリ『ニャントーク』とは、アプリに猫の鳴き声を聞かせると、翻訳された猫の気持ちが表示されるという「猫語の翻訳機」です。
「お風呂に連れていった」際の愛猫の鳴き声を翻訳したその気になる結果は、「外に出して」「無視しないで」「ママ!」「おい!」「おい!」「聞いて」…。
シャンプーを嫌がり、お風呂場で悲しい鳴き声をあげている世の中の猫たちの気持ちを代弁するかのような必死のメッセージの数々に、同情のリプライが多数寄せられました。
「とても必死な訴え」
「かわいそ、かわいい」
「めちゃ、おい! 言ってる」
「猫には申し訳ないがおい!で笑ってしまった」
「頭の中でアニマル浜口が勝手に喋りだして困った」
「外に出して」「無視しないで」「ママ!」と訴えていたのは、アメリカンショートヘア風の茶トラ柄が可愛い、そらくん。ノウェ@プリキュアさんの奥さんによって保護された1歳になる、もと野良猫の男の子です。
「拾ってきた日から我々のことが怖くないようで、触るとゴロゴロ鳴いて、ごはんももりもり食べて、ものすごく元気でした」(ノウェ@プリキュアさん)
遊ぶことといたずらが大好きで、「投げたおもちゃを取って来たり、普段からおしゃべりもたくさんしてくれる」という、そらくん。
そんなそらくんがお風呂場で訴えた「翻訳結果」について、飼い主のノウェ@プリキュアさんにお話を伺いました。
ーー今回、アプリを使おうと思われたきっかけは?
「ちょうどツイッターで他の方が使っているのを見てアプリをダウンロードしていました。そらは言葉を理解しているようで、”お風呂”と言って風呂場まで抱っこしてみたところ、文句を言い続けていたので、初めてアプリを使って声を翻訳してみると、画像のような結果になりました」
ーーアプリの翻訳結果をご覧になった時のご感想は?
「そらの大嫌いなお風呂場で使ったので、『おい!』『聞いて』『外に出して』は、確かにそういう気持ちだったと思うので、”すごい、多分当たっている”と思いました。アプリは起動も早く、使用もわかりやすいと思いました。精度についても、猫の置かれた状況や表情と態度、性格から考えると、おおむね正しいように思います。すべてが合っているとは限りませんが、猫との生活に彩りが生まれて楽しめます。合っていても間違っていても、楽しめるアプリだと思います」
ーー以前も同様の「猫語翻訳機」を使われたことは?
「いくつか試したことがあります。あまり記憶に残らない結果だったと思うので、数回使って消していました。今回使ったアプリはこれからも使ってみたいと思いました」
ーーそらくんの同居猫、ゆめちゃんにもアプリは試されましたか?
「そらはよくしゃべりますが、ゆめはほとんどしゃべらないので、まだ1~2回しか使えてないんです。ゆめは抱っこが嫌いなので、使ってみたところ、『獲物が見える』『あっち行って!』と翻訳されました。『あっち行って!』は合ってるなと思ったので、抱っこはやめました」
◇ ◇
お風呂に連れて行かれ、「外に出して」「無視しないで」「ママ!」と訴えていたそらくんも、4歳になる同居猫のゆめちゃんも、どちらもノウェ@プリキュアさんご夫妻に保護された、もと野良猫さん。
実はゆめちゃんを発見した当時、ノウェ@プリキュアさんはペット不可の賃貸暮らしのうえ、猫アレルギー。しかし、雨が降り出し、自身の足もとで雨宿りを始めた小さなゆめちゃんを放っておけず、家に連れて帰ったそうです。
アレルギー症状がひどくなり、当初は里親探しをするつもりだったそうですが、だんだんと愛情が芽生え、ゆめちゃんと暮らす決心をしたノウェ@プリキュアさんご夫妻。
その後、猫が飼える家に引越し、アレルギー対策として漢方薬を飲み続けていたところ、猫アレルギー自体は今もあるものの、不思議なことに、そらくんとゆめちゃんだけには反応が出なくなったのだとか。
愛があれば不思議なこともある…かもしれませんが、お風呂に連れていかれたら「外に出して」というそらくんの気持ちは、これからも変わらないかもしれないですね…。